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■デフラグとエラーチェック

2020.01.07(08:41) 808

冬期講習が終わったらすぐに通常授業、そして組分けテストを経ての復習テスト。松の内から頑張りますねえ。

五年生前半のカリキュラムが配布されましたけど、ゴールデンウィーク直後にマンスリーとサピックスオープン、さらには夏期講習は具体的な日時を教えてくれないという、「まさか旅行の計画を立てたいから夏休みの時間割を早く教えて欲しいなんて言わないよね?ね?」というSAPIXの無言の圧力を感じます。

さて、テストについて。

範囲の決まっているマンスリーや復習テストは、勉強の具体的手順を習得する機会です。教科書を繰り返し読むこと(毎回惰性を排し新鮮な意識で同じ文章を読むというのは案外コツが要ります)、問題演習を反復しつつ、解答を覚えることと解法を理解することの違いを意識すること、そして知識を定着させる方法の試行錯誤を通じた確立。

それに対して組分けテストのような範囲指定のないテストの意義はデフラグメンテーションです。日々の雑多な学習や知的活動で得た知識は、理解不足からくる誤解、忘却による曖昧化、習得時期のズレによる非連続性が次第に蓄積してきます。

それを年に数回立ち止まり、俯瞰的に眺め、知識を補強・再取得しつつ各要素の有機的なネットワークを構築する機会と捉えるのが実力テストの賢い利用法です。

とはいえ、この時期だとそもそも習得済みの知識がまだ少ない(範囲が狭い)ので、やれることは限られますね。やはり理科と社会が中心になります。

理科は『自由自在高学年問題集』のうち、既習範囲の8割ほどが終わりました。社会は白地図とコアプラスで、初回に不正解でチェックをつけたものを中心に何度も反復することにしています。

あと一週間、どこまで出来るかなー。

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■電子辞書の弊害

2020.01.06(07:09) 807

娘が幼稚園の頃から電子辞書を与えていました。

って書くと、何だか早期英才教育バリバリって感じですが、実際はボクがかなりの電子辞書コレクターだったので、一日も早く子ども用の電子辞書を買ってみたかっただけ、というのが正解です。妻の手前、新しい電子辞書を買うには大義名分が必要だったのです。

今は娘専用の電子辞書は二台ありますが、ボクと机に向かうときに必ず準備すべき『父ちゃんセット』の一員です。ちなみに、このセットには他に赤のサインペン、青の暗記ペン、メモ帳、付箋、星座早見、三角定規などが含まれます。

その一方、電子辞書の弊害はボクも常々気にしておりました。ある項目の前後の事項が全く視界に入らないこと、書き込めないこと、そもそも紙の辞書の使い方を忘れるんじゃないかということ。

ボク自身、例えば学校の退屈な授業中に英和辞典や古語辞典を読みこんだり、広辞苑を読破しようと思い立ったりと、紙の辞書に慣れ親しみ、紙の辞書ならではの良さを知っている自負がありました。

そもそも娘は紙の辞書が使えるのでしょうか。一時期教えましたけど、最近は専ら電子辞書ばかりなのです。

ということで、この冬休みの学習では主に紙の辞書を使うよう指示を出しました。すると、まあ、特に問題なく使えていました。うん意外。漢和辞典はもう少しスピードが速いと良いですが、その程度出来ればまず困らないんじゃないかなと。しばらくこのまま紙の方を使ってもらいましょうね。百科事典とかは電子辞書の出番だけどさ。

ちなみに、冬休み中の語彙の学習として、某ブログで紹介されていた『中学受験必須難語2000』の他に、『出る順ことわざ・語句・文法』の一部(特に敬語)、『高校入試一問一答式四字熟語・慣用句・ことわざ』、『国語の要』の知識問題などを、例えばおやつの時間のゲームのようなノリで取り組みました。

まー、まだまだとても語彙力十分とは言えませんな。

時々「お、よく知ってるなー」というのもありますが、「え、こんなのも知らないのかー」というものも多い。依然多い。

それで書けなかったもの、知らなかったものなどを逐次辞書で調べさせ、一冊のノートにどんどん書き込ませていきました。

このノートは漢字やことわざ、敬語など、いろんな要素の『出来んかった帳』というわけです。ときどき読み返せば次第に脳ミソに刷り込まれていくでしょう。

話が逸れましたが、紙の辞書。

ボクが今悩んでいることがひとつあります。それは紙の『広辞苑』を買うか否か、ということ。

娘に使わせてみたいんだよなあ。初めて広辞苑に接したときのときめき、「これが日本語やで!」という迫力…。

でも、今時かさばる広辞苑に一万円払うのもなあ。我が家の電子辞書たちには何冊ものデジタル広辞苑が組み込まれているというのになあ。

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■社会について

2020.01.05(08:13) 806

そろそろ力を入れていきたいのは社会も同様です。

理科は、基本的なレベルに関して言えば、SAPIXのカリキュラムによってかなりの範囲が既習となっています。

一方社会はといいますと、3年の秋から今に至るまで地理。家庭学習も白地図をちょこちょこっと埋める程度でしたが、娘は案外この科目が嫌いではないのです。SAPIXの先生の授業が面白いお陰でしょうか。

ボクの個人的な感想ですが、高校までの全科目で地理が一番面白くなかった。いい教師に出会えなかったのが大きいと思ってますけど…苦痛だったなあ。勉強を苦痛と感じたのは後にも先にも地理だけです。

ま、ボクのことはともかく、娘が地理の勉強に前向きなのはいいことです。白地図をちょこちょこ続けていきましょう。

それと平行して、この冬休みはSAPIXの『コアプラス』も使用しました。『コアプラス』は改訂版が出るようですが、ずっと前に買っていた現行版を使わないまま捨てるのは惜しいですからね。完全に娘任せですが、既習分野の総復習にはちょうどいいでしょう。組分けテストもありますしね。

歴史や公民分野についての先取りはしない予定です。歴史は漫画や小説を奨励、公民はボクや妻との会話で少しずつ耳に入れていけばいいかなと思っています。

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■朝日小学生新聞卒業

2019.12.20(10:42) 793

娘は日々、「まずは新聞」という感じに朝小を開く習慣が定着していますが、ボクとしてはやはり内容の薄さが気になります。

「…それ、面白い?」
「うん、それにまあ、習慣だから」
「父ちゃんは3年生くらいから普通の新聞を読んでいたんだがなあ」
「○○ちゃんや△△ちゃん(学校のクラスメイト達)も小学生新聞やめて普通の新聞読んでるって」
「…だよねえ」

ということで、新聞の購読再開を検討しています。

ボクは職場に主要紙やスポーツ新聞その他まで届きますし、妻はヤフーニュース派なので、我が家は娘が小学校入学した頃に購読を止めていたのです。

この時代に今さら紙の新聞か…と思わなくもありませんが、娘が読むなら断然紙ですよね。

ひとまず読売と朝日のお試し購読を平行してみて、娘の好みに合う方を選びたいと思います。

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■小4の反省:理科と社会

2019.12.16(07:23) 791

今回は理科と社会について。
SAPIXのカリキュラムもまだまだ先が見通せない段階ではありますが…。

我が家では予習シリーズの四年上下を通読した程度の先取りをしました。他に公文や日能研の市販問題集も少しだけ手を着けました。

が!

明確な進捗管理もなく、テストのようなアウトプットの区切りもない「片手間」にやる程度の父塾では、 はっきり言って特に意味はなかったと思います。

この一年を振り返っても、理科と社会の学習は塾のペースに合わせ、そのテキストに付随する形で理解を深めさせるのが最も合理的でしょう。

問題集をちまちま解くよりも図鑑や読み物を通じて雑学的に知識を拾い集め、動物園や水族館、プラネタリウムや植物園、博物館や科学技術館を家族行事として楽しみ、ブラタモリやドキュメンタリ映画を一緒に眺め、ふるさと納税でご当地の名物を味わい、可能ならば現地に連れていく。砂浜や磯や清流で生き物を探すのもよし、お祭を観るのもよし。

小4まではこれが一番だと思います。

しかもですよ、まだ目の開ききっていない低学年のときにそういったところへ連れ出すのは半ば親の自己満足、と言っては言い過ぎでしょうか、下手に直接的な学習効果を期待するのではなく、いずれ子どもが本格的に学び始めるときに備えた「親の勉強のため」と割りきった方がいいです。

低学年のときに一生懸命連れていっても案外綺麗に忘れてくれます。

むしろ頑張って(つまり直接的な学習効果を期待して)体験させるべきは『今』と『これから』ではありませんかね。

現状としては、特に理科は市販のあらゆる参考書や問題集よりもSAPIXの教材が優れていますので、それを主軸とし、いくつかの問題集や参考書でそれを補強するのがいいと結論しています。

そのような視点から、弟妹はもちろん長女も可能な限り連れ出していくつもりですし、例えば科学実験なども自宅で出来る限り見せてやりたいです。

あとは買い物とお料理ですね。

長女は一年前までかなり手伝ってくれましたが、塾や習い事のためにどうしても台所仕事の出番が減っています。弟妹達にもなるべく早くから包丁を握らせたい。

そして我が家ならではの特徴として、いろんな生き物を飼育していますが、それも拡張していきたい。

今はカタツムリの『マイマイ君』やニホンイシガメの『亀吉』と『亀太郎』、タナゴやドジョウなどの日本産淡水魚や種々の熱帯魚、そして日本近海の生き物やサンゴ礁の生き物達(サンゴやチンアナゴなど)の水槽、継代を続けているスズムシやオオクワガタのような昆虫類がいます。

今ボクの研究の都合上(施設に伝染病を持ち込まないため)、飼育を諦めている齧歯類やウサギなどの飼育も早く再開したいです。

ビオトープや花壇の世話も二歳児だって手伝ってくれます。

とにかくいろんな体験を(親が)しておくことが、今後の知識習得段階を迎える前に重要ではないでしょうか。

長男は、性差なのか、長女と比較して、読み聞かせも物語より図鑑的な絵本を特に好みます。恐竜や魚類、地図や星、地球儀に対する関心が強く、ボクとしても楽しみな限りです。

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  1. ■デフラグとエラーチェック(01/07)
  2. ■電子辞書の弊害(01/06)
  3. ■社会について(01/05)
  4. ■朝日小学生新聞卒業(12/20)
  5. ■小4の反省:理科と社会(12/16)
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