いよいよ始まりました。
この夏は欲をかかず、基礎固めを中心にコツコツ攻める方針です。
朝に弱い娘ですが、今のところシャキッと起きて、すぐに机に向かう姿勢を見せています。いつまで続くかな。
有り難かったのが、先日受験した早稲アカのオープン模試。結果がとても良くて、彼女なりに大変気持ち良くスタートを切れた形になりました。
勉強の邪魔をしてはいけない弟妹たちを、ボクの休みにあわせて近郊の清流で遊ばせることに。

新しく水槽をセットして、採集した生き物たちを飼い始めています。シマドジョウ、ウグイ、カジカ、ヌマエビ、サワガニ…。この夏、何回通うことになるのかなあ。
(あ、清流の生き物を飼うときは、水槽用のクーラーが必須です)
ボクは自然豊かな漁村を少年時代の舞台にしましたが、特に幼児期の記憶として強く残るのが、父と通い詰めた清流と磯浜での遊び(漁)です。今や老いたる父の背の、なんとも頼もしげな勇姿であったことよ。
我が子には、綺麗な海は遠いけれど、秩父や奥多摩の清流があります。ボクの背中を見せ付けてやらにゃあ。
この夏は欲をかかず、基礎固めを中心にコツコツ攻める方針です。
朝に弱い娘ですが、今のところシャキッと起きて、すぐに机に向かう姿勢を見せています。いつまで続くかな。
有り難かったのが、先日受験した早稲アカのオープン模試。結果がとても良くて、彼女なりに大変気持ち良くスタートを切れた形になりました。
勉強の邪魔をしてはいけない弟妹たちを、ボクの休みにあわせて近郊の清流で遊ばせることに。

新しく水槽をセットして、採集した生き物たちを飼い始めています。シマドジョウ、ウグイ、カジカ、ヌマエビ、サワガニ…。この夏、何回通うことになるのかなあ。
(あ、清流の生き物を飼うときは、水槽用のクーラーが必須です)
ボクは自然豊かな漁村を少年時代の舞台にしましたが、特に幼児期の記憶として強く残るのが、父と通い詰めた清流と磯浜での遊び(漁)です。今や老いたる父の背の、なんとも頼もしげな勇姿であったことよ。
我が子には、綺麗な海は遠いけれど、秩父や奥多摩の清流があります。ボクの背中を見せ付けてやらにゃあ。
大和撫子養成所【父塾】
受験までたったの半年しかありません。
このブログを書き始めた頃はそんな未来のことなんか全く想像出来なかったのに。
勉強で大切なのは、得意分野に投資するのではなく苦手分野を補強することです。偏差値65を70に伸ばすより、60を65底上げする方が容易い。ごく当たり前なんですが、子どもにはそれが分からない。得意≒好きな科目に比重をかけがちになってしまう。
あと半年。ここは父ちゃんが重い腰を上げて一肌脱ぐときです。夏期講習が始まるまでの間に基本的な内容の総ざらいをして、どこに集中投資するべきか考えてみましょう。
*
末の妹の結婚が決まりました。これで我が同胞はみな所帯を持つことになりますが、面白いのは、彼女の夫になる男性を、両親もボクも他の妹達も、だーれも知らないってことです。
コロナ禍の直前に出会い、交際を重ねてきて、二人ともいい大人ですから十分な熟慮の末に婚約したのだと信じるしかありませんが、それにしても「これも時代だなあ」と。
上の妹が第一子を出産したとき、キラキラネームを名付けようとしていると聞いて、仕事を抜け出して遠路訪れ、幸せの絶頂で浮かれる若い夫婦に膝詰め談判し、長い問答の末に撤回させたのを思い出します。今では他人の勝手だろうに余計な口出しをしたもんだなとも思うのですが、あのときは一族のリーダー(自称)として居ても立ってもいられなかったのです。当の妹夫婦は、今では名付けを思いとどまれたことに感謝してくれているようですけどね。
一昔前のボクならそんな調子でしたから、末の妹が見知らぬ男と結婚するとなれば「コロナ?そんなの関係ねえ!」と呼び出すくらいしたのかも知れませんが、何ていうかボクも丸くなりましたね。幸せにおなり、の一言です。
このブログを書き始めた頃はそんな未来のことなんか全く想像出来なかったのに。
勉強で大切なのは、得意分野に投資するのではなく苦手分野を補強することです。偏差値65を70に伸ばすより、60を65底上げする方が容易い。ごく当たり前なんですが、子どもにはそれが分からない。得意≒好きな科目に比重をかけがちになってしまう。
あと半年。ここは父ちゃんが重い腰を上げて一肌脱ぐときです。夏期講習が始まるまでの間に基本的な内容の総ざらいをして、どこに集中投資するべきか考えてみましょう。
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末の妹の結婚が決まりました。これで我が同胞はみな所帯を持つことになりますが、面白いのは、彼女の夫になる男性を、両親もボクも他の妹達も、だーれも知らないってことです。
コロナ禍の直前に出会い、交際を重ねてきて、二人ともいい大人ですから十分な熟慮の末に婚約したのだと信じるしかありませんが、それにしても「これも時代だなあ」と。
上の妹が第一子を出産したとき、キラキラネームを名付けようとしていると聞いて、仕事を抜け出して遠路訪れ、幸せの絶頂で浮かれる若い夫婦に膝詰め談判し、長い問答の末に撤回させたのを思い出します。今では他人の勝手だろうに余計な口出しをしたもんだなとも思うのですが、あのときは一族のリーダー(自称)として居ても立ってもいられなかったのです。当の妹夫婦は、今では名付けを思いとどまれたことに感謝してくれているようですけどね。
一昔前のボクならそんな調子でしたから、末の妹が見知らぬ男と結婚するとなれば「コロナ?そんなの関係ねえ!」と呼び出すくらいしたのかも知れませんが、何ていうかボクも丸くなりましたね。幸せにおなり、の一言です。
大和撫子養成所【父塾】
明日から都内の入試がスタートですね。
受験生の皆さんの健闘をお祈りしております。
*
先週でSAPIXの五年生のカリキュラムが終了し、いよいよ六年生が始まります。ようやくここまで来ましたね。
二週間後にマンスリーが控えていますが、いまは予習シリーズ五年算数の週テストや応用問題集の復習をしています。以前間違えた問題の総ざらいですね。
今は背伸びではなく、足場を固めることが大切だと思っています。
*
娘は家庭教師になることを夢見ていて、その練習として弟に講義をしたがります。先日は社会を講釈していました。
横で聞いていますと、北海道の地形、気象、農業についてしゃべっているようですが、この講義がヒドイ。下手くそすぎました。
北海道の場所をようやく知った程度の幼稚園児に、「根釧台地はね…」とか「客土して…」とか、いやそれ何も面白くないから!その言葉一つ一つに解説が要るから!地理なら地理で、幼稚園児が面白がる話をしてよ!
はじめはノリノリだった弟くんも「はあ???」って顔で困惑気味。苦笑いして、チラチラとボクに助けを求める視線を送ってきます。
「集中して聴いて!」って姉に叱られて、ついに「もういい!終わり!」とぶちギレた弟くん。そりゃそうだ。
すると、「お願い!教えさせて!」と手を合わせて懇願を始める情けない姉。「お小遣いあげるから教えさせて!」
そこまでして家庭教師したいんかい…。教える側が報酬を払うなんて聞いたことないぞ。
*
一方で、すっかり司馬史観の虜になった彼女は、妻を相手に歴史の講義をしています。唐突にクイズを出してくるのでボクも気が抜けません。
受験生の皆さんの健闘をお祈りしております。
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先週でSAPIXの五年生のカリキュラムが終了し、いよいよ六年生が始まります。ようやくここまで来ましたね。
二週間後にマンスリーが控えていますが、いまは予習シリーズ五年算数の週テストや応用問題集の復習をしています。以前間違えた問題の総ざらいですね。
今は背伸びではなく、足場を固めることが大切だと思っています。
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娘は家庭教師になることを夢見ていて、その練習として弟に講義をしたがります。先日は社会を講釈していました。
横で聞いていますと、北海道の地形、気象、農業についてしゃべっているようですが、この講義がヒドイ。下手くそすぎました。
北海道の場所をようやく知った程度の幼稚園児に、「根釧台地はね…」とか「客土して…」とか、いやそれ何も面白くないから!その言葉一つ一つに解説が要るから!地理なら地理で、幼稚園児が面白がる話をしてよ!
はじめはノリノリだった弟くんも「はあ???」って顔で困惑気味。苦笑いして、チラチラとボクに助けを求める視線を送ってきます。
「集中して聴いて!」って姉に叱られて、ついに「もういい!終わり!」とぶちギレた弟くん。そりゃそうだ。
すると、「お願い!教えさせて!」と手を合わせて懇願を始める情けない姉。「お小遣いあげるから教えさせて!」
そこまでして家庭教師したいんかい…。教える側が報酬を払うなんて聞いたことないぞ。
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一方で、すっかり司馬史観の虜になった彼女は、妻を相手に歴史の講義をしています。唐突にクイズを出してくるのでボクも気が抜けません。
大和撫子養成所【父塾】
帰宅しますと娘がしくしく泣いています。何事かと思いましたら、「携帯電話のデータが全部消えちゃった…」と。「初期化っていうボタンを押しちゃった…」。なんでそんな余計なことを…。
データといっても友達の連絡先と他愛のないメールくらいのものです。泣くほどのことはあるまいに。
*
1月もあっという間に下旬となり、娘はもうすぐ新六年生になります。このブログを始めた当初は中学受験のことなんか全く知らなくて、遥か遠い未来のことのように感じていましたが…。
相変わらず娘の読書時間が長いのを妻は心配しているようです。
妻が一言でも、そしてどんなに婉曲的に言葉を選んでも、「勉強しなくていいの?」という「責め」のニュアンスを感じとるアンテナが異様に発達した反抗期の娘は機嫌を悪くしますから、妻は何も言えないのです。
僕に対してはとても素直なので、妻は僕に責めさせたいようですが…。僕としては、今は息抜きの本を取り上げてまで勉強させる必要はないんじゃないかと思います。新年度、つまり来月になればSAPIXの授業時間も増え、必然的に家庭学習も増加せざるを得ないでしょうし。
もちろん、彼女が勉強していないなんてことはありませんよ。
SAPIXの復習以外にも、僕との取り決めで進めている学習はちゃんとこなしています。寧ろ偉いと思っちょります。妻はそれをもっと増やすべきではないかと言うのです。気持ちは分からんでもありませんが。
*
今までに配布されたSAPIXの合格体験記の冊子を、娘はしばしば広げて読み耽っているのを目にします。
たぶん、受験生としての自覚といいますか、緊張感といいますか、そういうヒリヒリした感覚は僕なんかよりもよっぽど彼女の方が抱いている気がします。ボクはどうしても「中学受験は単なる通過点」という思いが拭えず、妻にいわせると「甘い」態度になってしまうのではないか。
でも、今月でそんな甘い生活は終わりにして、僕もいよいよ本気で向かい合っていきましょうか。
リセット、リセット。
データといっても友達の連絡先と他愛のないメールくらいのものです。泣くほどのことはあるまいに。
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1月もあっという間に下旬となり、娘はもうすぐ新六年生になります。このブログを始めた当初は中学受験のことなんか全く知らなくて、遥か遠い未来のことのように感じていましたが…。
相変わらず娘の読書時間が長いのを妻は心配しているようです。
妻が一言でも、そしてどんなに婉曲的に言葉を選んでも、「勉強しなくていいの?」という「責め」のニュアンスを感じとるアンテナが異様に発達した反抗期の娘は機嫌を悪くしますから、妻は何も言えないのです。
僕に対してはとても素直なので、妻は僕に責めさせたいようですが…。僕としては、今は息抜きの本を取り上げてまで勉強させる必要はないんじゃないかと思います。新年度、つまり来月になればSAPIXの授業時間も増え、必然的に家庭学習も増加せざるを得ないでしょうし。
もちろん、彼女が勉強していないなんてことはありませんよ。
SAPIXの復習以外にも、僕との取り決めで進めている学習はちゃんとこなしています。寧ろ偉いと思っちょります。妻はそれをもっと増やすべきではないかと言うのです。気持ちは分からんでもありませんが。
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今までに配布されたSAPIXの合格体験記の冊子を、娘はしばしば広げて読み耽っているのを目にします。
たぶん、受験生としての自覚といいますか、緊張感といいますか、そういうヒリヒリした感覚は僕なんかよりもよっぽど彼女の方が抱いている気がします。ボクはどうしても「中学受験は単なる通過点」という思いが拭えず、妻にいわせると「甘い」態度になってしまうのではないか。
でも、今月でそんな甘い生活は終わりにして、僕もいよいよ本気で向かい合っていきましょうか。
リセット、リセット。
大和撫子養成所【父塾】
家庭学習の分配比率が一番低かった国語を、ここのところ集中的に取り組んでいます。ほぼ毎日、ボクと。
国語の指導経験なんてせいぜい学生時代の家庭教師くらいしかありませんから、方法論をブツのは逆効果という自覚は彼女が低学年の頃からあります。それは塾にお任せすべきと。
じゃあボクの出番は何か。
ひとつはたくさん問題を解かせること。そして解きっぱなしにさせないこと。解説をふたりで熟読し、自分の解答と何が違うのか、どこが減点対象になるだろうか、どう読めば良かったのか。それをちゃんと追及するってことです。
もうひとつは文章の内容理解の確認。論説文にせよ小説にせよ、あなた本当にこの一文を理解しているのかい?という突っ込み。語句の意味もしっかり疎かにせず、読んだ気にさせない。もちろん、ボクの能力の範囲内で問題文に補足すべき概念や知識も話します。
『国語の成績は上げにくい』
これは大学受験でもよく言われるテーマですが、プロではないボクでも分かることがあります。それは、問題文が読み取れなければ解けるわけがない、ってことです。
当たり前じゃーん、です。まず語彙。そして主題に関する知識。
環境問題なり宗教問題なり恋愛問題なり、御大層な文章で論じられるような『問題』、とりわけ中学受験で出題されるような『問題』なんて、とうの昔に語り尽くされてきたいわば手垢びっしりの頻出事項に過ぎません。「またその話~?」てなもんです。それが受験生にとって難しいのは、彼らがその手垢に馴染んでいないから。
だから、読書にしてもテレビにしても漫画にしても、基本情報のインプット量の多い子どもは有利になる。当たり前じゃーん、です。
もちろん、ただ読書してもダメ。情報のインプットが伴わないのであれば、それは単なる情報の消費に過ぎませんから。
*
これから本格的な受験生になる上で、ボクと国語の読解演習なんぞに時間を費やしていていいのか、という自問は当然あります。特に娘は別に国語が苦手なわけではなく、一般的な尺度であれば相当優秀な方だと思うのですが、それでも国語に労力を傾ける意味はあるのか。
やはり、今こそが国語の学び時だと強く感じるんです。これは中学受験うんぬんではなく、一人の少女の知性の発達段階において、今が一番の"タイミング"と感じます。それくらい成長してきたということです。
国語の指導経験なんてせいぜい学生時代の家庭教師くらいしかありませんから、方法論をブツのは逆効果という自覚は彼女が低学年の頃からあります。それは塾にお任せすべきと。
じゃあボクの出番は何か。
ひとつはたくさん問題を解かせること。そして解きっぱなしにさせないこと。解説をふたりで熟読し、自分の解答と何が違うのか、どこが減点対象になるだろうか、どう読めば良かったのか。それをちゃんと追及するってことです。
もうひとつは文章の内容理解の確認。論説文にせよ小説にせよ、あなた本当にこの一文を理解しているのかい?という突っ込み。語句の意味もしっかり疎かにせず、読んだ気にさせない。もちろん、ボクの能力の範囲内で問題文に補足すべき概念や知識も話します。
『国語の成績は上げにくい』
これは大学受験でもよく言われるテーマですが、プロではないボクでも分かることがあります。それは、問題文が読み取れなければ解けるわけがない、ってことです。
当たり前じゃーん、です。まず語彙。そして主題に関する知識。
環境問題なり宗教問題なり恋愛問題なり、御大層な文章で論じられるような『問題』、とりわけ中学受験で出題されるような『問題』なんて、とうの昔に語り尽くされてきたいわば手垢びっしりの頻出事項に過ぎません。「またその話~?」てなもんです。それが受験生にとって難しいのは、彼らがその手垢に馴染んでいないから。
だから、読書にしてもテレビにしても漫画にしても、基本情報のインプット量の多い子どもは有利になる。当たり前じゃーん、です。
もちろん、ただ読書してもダメ。情報のインプットが伴わないのであれば、それは単なる情報の消費に過ぎませんから。
*
これから本格的な受験生になる上で、ボクと国語の読解演習なんぞに時間を費やしていていいのか、という自問は当然あります。特に娘は別に国語が苦手なわけではなく、一般的な尺度であれば相当優秀な方だと思うのですが、それでも国語に労力を傾ける意味はあるのか。
やはり、今こそが国語の学び時だと強く感じるんです。これは中学受験うんぬんではなく、一人の少女の知性の発達段階において、今が一番の"タイミング"と感じます。それくらい成長してきたということです。