無事に卒業式を迎え、卒業アルバムの余白にクラスメイトからたくさんの寄せ書きをもらって嬉しそうにしている長女。毎日お友達と遊び回っています。まるでこの数年間を取り戻すかの如く。
スマホの使用は毎日三時間までと定めていますが、お友達と遠出する日には制限を解除しています。が、これ、制限を復帰させるの忘れがちで…。
しかし毎日毎日三時間、よくもまあ使うものだと感心します。もちろん、利用アプリの大半はLINE。昨夜預かったときに見ましたら、未読が970件もあるではないですか。
970件。毎日そんな数のメッセージを確認して返信して…!?
これは、はっきり言って、異常ですよ。失うものの大きさを考えるとうすら寒くなってきます。今の子どもはこんなものに時間を浪費しているのか…。
かといって、もう取り返せない。暗澹たる気持ちです。
スマホの使用は毎日三時間までと定めていますが、お友達と遠出する日には制限を解除しています。が、これ、制限を復帰させるの忘れがちで…。
しかし毎日毎日三時間、よくもまあ使うものだと感心します。もちろん、利用アプリの大半はLINE。昨夜預かったときに見ましたら、未読が970件もあるではないですか。
970件。毎日そんな数のメッセージを確認して返信して…!?
これは、はっきり言って、異常ですよ。失うものの大きさを考えるとうすら寒くなってきます。今の子どもはこんなものに時間を浪費しているのか…。
かといって、もう取り返せない。暗澹たる気持ちです。
大和撫子養成所【父塾】
長女の希望で江戸東京博物館、長男の希望で国立博物館へ。
江戸博の企画展は『徳川一門 将軍家をささえたひとびと』、科博の特別展は『宝石 地球がうみだすキセキ』が目玉。
『徳川一門』はかなりマニアックで、ボクと娘は「…へえ~」くらいの感想しかなく、一心にメモ取ったり撮影したりの上級者に気圧されました。ジオラマフェチの長女はお江戸日本橋のジオラマを眺めるだけでうっとり。
『宝石』の方はとても分かりやすくて、昔鉱石図鑑をみながらヨダレを垂らして「こんなの欲しいなあ、裏山掘ったら出てこないかなあ」と夢想していた元少年としては「来た甲斐あり!」の判定でした。長男の食い付きも凄まじく、血は争えないなあと苦笑しきり。
江戸博はさほど混んでいませんが、科博はかなりの混雑で、こりゃー失敗したな、という印象。
彼らの希望でラーメンを食べさせて。わざわざお出掛けしてラーメン?とも思いましたが、数年ぶりの「お店で食べるラーメン」に、二人はいたく感激してくれました。
寒さもだいぶ落ち着いて、清々しいお天気でしたね!
明日はどこへ行こうかなあ。
江戸博の企画展は『徳川一門 将軍家をささえたひとびと』、科博の特別展は『宝石 地球がうみだすキセキ』が目玉。
『徳川一門』はかなりマニアックで、ボクと娘は「…へえ~」くらいの感想しかなく、一心にメモ取ったり撮影したりの上級者に気圧されました。ジオラマフェチの長女はお江戸日本橋のジオラマを眺めるだけでうっとり。
『宝石』の方はとても分かりやすくて、昔鉱石図鑑をみながらヨダレを垂らして「こんなの欲しいなあ、裏山掘ったら出てこないかなあ」と夢想していた元少年としては「来た甲斐あり!」の判定でした。長男の食い付きも凄まじく、血は争えないなあと苦笑しきり。
江戸博はさほど混んでいませんが、科博はかなりの混雑で、こりゃー失敗したな、という印象。
彼らの希望でラーメンを食べさせて。わざわざお出掛けしてラーメン?とも思いましたが、数年ぶりの「お店で食べるラーメン」に、二人はいたく感激してくれました。
寒さもだいぶ落ち着いて、清々しいお天気でしたね!
明日はどこへ行こうかなあ。
大和撫子養成所【父塾】
子どもにスマホを持たせることの是非は、各家庭で色々な考えがあると思います。
我が家では今まで与えて来ませんでした。
有害情報のシャットアウトはもちろん、SNSに絡む種々の落とし穴、例えばイジメやデマの拡散に図らずも関与してしまう可能性、そして何より膨大な時間の浪費。それが何より恐ろしい。同僚の娘さん(中三)が朝から晩までスマホを手放さないと聞いてゾッとしています。
しかしながら、子ども社会におけるライフラインは言い過ぎにしても、現実にこれだけ広まっている以上はさすがにスマホを与えないという選択を強いるほどボクに硬い信念があるわけでもなく。
一方で、娘は娘でボクや妻が子どものスマホに否定的な印象を持っていることに気付いているようで、今まで彼女の口からは自分も欲しいと言い出さないでくれていました。
そこで、昨夜は妻と娘の三人で話し合いました。以下のルールを確認して、与えることにしました。
■スマホは渡すが所有権は親にある、つまり、君に貸しているに過ぎないこと。
■自室に持ち込まないこと。
■夜九時以降は親に返すこと。
■データのチェックはしないが、アプリのダウンロードは必ず許可を取ること。
■データのチェックは絶対にしないとは約束出来ないこと。
■意地悪やイジメの可能性のある振る舞いはないか、常に自問自答すること。
■ボクも妻も、家族団欒の場でスマホを触ることはしない代わり、君も同じく控えること。
■弟たちが羨むような見せびらかしをしないこと。
以上。
我が家では今まで与えて来ませんでした。
有害情報のシャットアウトはもちろん、SNSに絡む種々の落とし穴、例えばイジメやデマの拡散に図らずも関与してしまう可能性、そして何より膨大な時間の浪費。それが何より恐ろしい。同僚の娘さん(中三)が朝から晩までスマホを手放さないと聞いてゾッとしています。
しかしながら、子ども社会におけるライフラインは言い過ぎにしても、現実にこれだけ広まっている以上はさすがにスマホを与えないという選択を強いるほどボクに硬い信念があるわけでもなく。
一方で、娘は娘でボクや妻が子どものスマホに否定的な印象を持っていることに気付いているようで、今まで彼女の口からは自分も欲しいと言い出さないでくれていました。
そこで、昨夜は妻と娘の三人で話し合いました。以下のルールを確認して、与えることにしました。
■スマホは渡すが所有権は親にある、つまり、君に貸しているに過ぎないこと。
■自室に持ち込まないこと。
■夜九時以降は親に返すこと。
■データのチェックはしないが、アプリのダウンロードは必ず許可を取ること。
■データのチェックは絶対にしないとは約束出来ないこと。
■意地悪やイジメの可能性のある振る舞いはないか、常に自問自答すること。
■ボクも妻も、家族団欒の場でスマホを触ることはしない代わり、君も同じく控えること。
■弟たちが羨むような見せびらかしをしないこと。
以上。
大和撫子養成所【父塾】
小学校生活も残りわずか。母親とほとんど同じ背丈になって、同じ服を共有できるようになって、それでも真っ赤なランドセルをしょって家を出る娘の姿を見られる朝も、もう数えるほどしかありません。
昨夜は文旦をムシャムシャ食べながら、長女といろんな話をしました。
新しい学校のこと。
塾のこと。
部活のこと。
趣味のこと。
進学先の在校生に長女の知り合いはいませんが、ボクの素晴らしい同僚や後輩が卒業生として活躍しています。彼女達の薫風を受けて、娘にも豊かな学園生活を歩んで欲しい。
塾についてはしばらく様子見です。まずは学校の予復習が一番大事。ボクの経験上、学校の授業を疎かにする輩に成績優秀者はいないのです。授業についていこう。まずはボクが可能な限りアドバイスしてあげる。なーに、焦ることはないよ。
部活選びは、まあ、じっくり悩みなされ。父ちゃんは中学のころ、毎日血尿が出るまで柔道に打ち込んだものだけど、君の場合、そんなに没入出来るような部活環境ではなさそうだねえ。
趣味。
彼女は今までいろんな楽しみを我慢してきました。親としてはそこが一番心苦しく、かつ立派だったと思っています。
でも、これからの数年間で出会える楽しみは、今までの比ではない。そこが小学生と中学生の大きな違いです。
次第に身体を思うように動かせるようになる。
そろそろ「しょせん子ども」と思われなくなる。
横の繋がりだけでなく、縦の繋がりが生まれる。
やりたいことがあるのなら、恥ずかしがらずに何でも相談して欲しい。
後で「あれもやりたかった、これもやってみたかった」なんて後悔するほど詰まらないことはない。
プロの絵描きを、音楽家を、テニスプレーヤーを、小説家を目指さないからといって、プロの指導が不要なわけではない。君が望みさえすれば、ボクが人脈をフルに使って本物に会わせてあげる。
とにかく、やりたいこと、やってみたいことをようく考えなさい。それを紙に書き出してみなさい。夢は具体的な方がいい。明文化する方がいい。小声でいいから宣言して形にしておけば、いま何を始めるべきか、何に取り組むべきかが見えてくるから。
ボクはねえ、君がこれからどんな青春を歩んでくれるのか、楽しみで仕方がないのです。全力でバックアップするぞ!
昨夜は文旦をムシャムシャ食べながら、長女といろんな話をしました。
新しい学校のこと。
塾のこと。
部活のこと。
趣味のこと。
進学先の在校生に長女の知り合いはいませんが、ボクの素晴らしい同僚や後輩が卒業生として活躍しています。彼女達の薫風を受けて、娘にも豊かな学園生活を歩んで欲しい。
塾についてはしばらく様子見です。まずは学校の予復習が一番大事。ボクの経験上、学校の授業を疎かにする輩に成績優秀者はいないのです。授業についていこう。まずはボクが可能な限りアドバイスしてあげる。なーに、焦ることはないよ。
部活選びは、まあ、じっくり悩みなされ。父ちゃんは中学のころ、毎日血尿が出るまで柔道に打ち込んだものだけど、君の場合、そんなに没入出来るような部活環境ではなさそうだねえ。
趣味。
彼女は今までいろんな楽しみを我慢してきました。親としてはそこが一番心苦しく、かつ立派だったと思っています。
でも、これからの数年間で出会える楽しみは、今までの比ではない。そこが小学生と中学生の大きな違いです。
次第に身体を思うように動かせるようになる。
そろそろ「しょせん子ども」と思われなくなる。
横の繋がりだけでなく、縦の繋がりが生まれる。
やりたいことがあるのなら、恥ずかしがらずに何でも相談して欲しい。
後で「あれもやりたかった、これもやってみたかった」なんて後悔するほど詰まらないことはない。
プロの絵描きを、音楽家を、テニスプレーヤーを、小説家を目指さないからといって、プロの指導が不要なわけではない。君が望みさえすれば、ボクが人脈をフルに使って本物に会わせてあげる。
とにかく、やりたいこと、やってみたいことをようく考えなさい。それを紙に書き出してみなさい。夢は具体的な方がいい。明文化する方がいい。小声でいいから宣言して形にしておけば、いま何を始めるべきか、何に取り組むべきかが見えてくるから。
ボクはねえ、君がこれからどんな青春を歩んでくれるのか、楽しみで仕方がないのです。全力でバックアップするぞ!
大和撫子養成所【父塾】
このブログを始めた頃、中学受験というもののイメージが全く湧かず、あれこれ情報を集めてはどのように対策しようか考え、いずれ来る2022年の2月を我が家はどのように迎えるのか、それぞれにご家庭はどのような心境に置かれるのかを想像しては少なからず冷や汗を浮かべたものでした。
ところがどうでしょう、月日の経つのは早いもので、もう2021年12月。
「その頃の我が家はどうなっているんだろう」と考えたあの頃がまさに今。
そして、それが呆気ないほど淡々としているのです。
娘の成績に余裕があるわけじゃないんですよ。寧ろ逆で、もうちょっと目の色変えてくれてもいいんだけどなーという思いがないわけでもありませんが、とにかく日常が日常のまま過ぎていくのです。
本人が後悔しなければそれで良し。
そんなことよりも、ボクはもう早く受験を終わらせたいですね。
娘を連れていきたい場所やコミュニティがたくさんあります、読んでみて欲しい本や漫画が山積みです、久しぶりに二人でデートしたいですし、何よりも彼女の精神安定剤であった小説執筆を思う存分やらせてあげたいのです。
頑張れ、あと少しで終わるから。
ところがどうでしょう、月日の経つのは早いもので、もう2021年12月。
「その頃の我が家はどうなっているんだろう」と考えたあの頃がまさに今。
そして、それが呆気ないほど淡々としているのです。
娘の成績に余裕があるわけじゃないんですよ。寧ろ逆で、もうちょっと目の色変えてくれてもいいんだけどなーという思いがないわけでもありませんが、とにかく日常が日常のまま過ぎていくのです。
本人が後悔しなければそれで良し。
そんなことよりも、ボクはもう早く受験を終わらせたいですね。
娘を連れていきたい場所やコミュニティがたくさんあります、読んでみて欲しい本や漫画が山積みです、久しぶりに二人でデートしたいですし、何よりも彼女の精神安定剤であった小説執筆を思う存分やらせてあげたいのです。
頑張れ、あと少しで終わるから。