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■次女:のんびり育て

2021.10.09(06:35) 1286

同じ親から生まれても個性豊かに育つのが姉弟の面白いところですね。

言語能力に秀でた長女、数字や理科に分がある長男と比べると、次女は実におっとりのんびり育っています。年少さん時点での学力は体感二年くらい差があります(ちょっと大袈裟かな)。

その代わり、末っ子ゆえか、状況を把握する能力や人の気持ちを思いやる能力は図抜けて高いと感じます。

例えばです。

テーブルの上にお茶のペットボトルがあったとします。ボクがふと、それを傾ける仕草をしてから元に戻したとします。たったそれだけのボクの振る舞いをじーっと見ていた次女は、タタタッと走っていって、新しいペットボトルを納戸から持ってくるのです。「飲みたかったのに空っぽだったんでしょ、新しいの持ってきたよ」と言わんばかりに、スッとテーブルの上に置いて去っていくのです。

或いは、宅配便の荷物が届いて未開封のまま居間に置いてあったとします。ボクが何の気なしに近くに座りますと、スッと、カッターナイフをその箱の上に置いて去っていくのです。いや、いま開封するつもりはなかったんだけど、とりあえずありがとう…という具合です。

こういう気遣いは姉や兄には全く見られなかったものです。

最近、姉や弟が勉強しているときに、ボクが次女に絵本を読み聞かせしてやることが多くなりました。14匹シリーズとかノンタンとか、ずいぶん可愛らしいものをせがまれます。最も古いもので12年ものの絵本、三人の子どもが通過してすでにボロボロのものも多いですが、まあ、これが最後のお役目になるでしょう。次女が卒業したら、絵本達にもお疲れ様をいうことになります。

大和撫子養成所【父塾】


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■次女:幼稚園、父の日参観

2021.06.14(06:56) 1270

お勉強の方は姉兄に比べたら放任もいいところの次女。

それでも見よう見まねで着々と平仮名を攻略しております。ボクの名前を書いてくれたのですが驚くほど上手い。ここに載せられないのが残念です。

お絵かきの方は正直へたっぴーだなーと思っていましたが、幼稚園に入ってからは人並みに描けるようになったようです。

幼稚園の自由遊びを見学していると、年少さんらしく園児同士の言語的コミュニケーションは乏しいながら、特に物怖じすることなく彼女なりにお友達との駆引きを楽しんでいるようでした。

相変わらず口数は少ないそうで、先生から「○○ちゃんがぺちゃくちゃおしゃべりしている姿が全然想像出来ませ~ん」なんて言われる始末です。いやーよくしゃべりますよ。いま我が家で一番うるさいのがコヤツです。

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■次女:父ちゃん塾開始…?

2021.05.14(06:26) 1262

テツandトモが大好きな次女の成長は、上の二人に比べるととても緩やかです。

日常の様子をこまめにビデオや写真に残しているため容易に比較できるのですが、幼稚園に入園したばかりの長女は漢字を読み書きしていて、長男はカタカナを書く練習をしていました。次女は、ひらがなは全て読めるけれど書けるのは15個くらい、カタカナはほとんど読めず。

発達に個人差があるのは当然ですが、この"差"が家庭環境によるものだとすれば看過できません。いや、影響がないわけがないですね、下の子には姉兄ほど濃密かつ長時間の相手をしてやれないのですから。

例えば二歳のころ、姉には毎日30~60冊の読み聞かせをしていましたが、兄には10~15冊、次女には5、6冊(兄への読み聞かせを横で聞くのは別として)。それが読み書きの発達や意欲に繋がっている可能性がないわけがない。親が自分だけを向いている時間そのものも、可哀想に次女が一番少ないのです。

そこで、兄に勉強を教えている横で、次女にも父ちゃん塾を始めることにしました。教材は、幼児向けのものはあっという間に消費されるのでお金がかかりますから、さしあたり無料のプリント類をネットから拝借しています。ごく簡単な数字や文字の練習ですね。

上から3番目の猿に丸をつけよう!とか、積み木の数を数えよう!とか、しりとり迷路、とか。姉兄のときは、こういうのは専ら妻の管轄だったので、ボクにも新鮮です。

次女はやっと自分のターンが来たか!と目を輝かせて取り組んでいます。がんばれー。


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■次女:父ちゃん塾はまだ遠い…

2020.12.07(00:49) 1205

長女は早稲アカのジュニアオープン模試を受けてきました。久しぶりの他流試合にして初めての冠模試だったわけですが、わりと機嫌よく帰って来てルンルンと自己採点していました。ボクはまだ問題も見ていませんけれど、有意義な日曜日になったのかな。



長女と長男は、勉強という意味では全く手の掛からない子です。どちらも意欲的だし素直だし、父ちゃん塾における師弟関係は極めて良好。一言でいえばみんな勉強が好きなんですね。

ところが、次女はどうも毛色が違う。

発達の早さを比較することに意味はないので、姉や兄はこの時期にはこんな勉強をしていた、なんて対比するつもりはありません。

でも、キャラクターの違いは明らかです。

彼女にとって「わたしもお勉強するー」といって机に向かうのは、あくまでもお絵かきや迷路。

自然に覚えたいくつかの平仮名や数字を書くことはあっても、新しく何かを覚えさせようとすると頑なに拒絶します。自分の名前すら書けるようになりたいと思わないのです。

今日は時計の読み方を教えてみたのですが、数分もしないうちに落涙。え!なんで!?笑顔で優しく教えてたのに?何も叱ってなんかいないのに!?

反対言葉のクイズもそう。「長いの反対は?」などと問いかけると、最初の数問は機嫌がいいのに、すぐにべそをかきはじめる。まるで酷い仕打ちを受けているかのように。

虫や動物の部分クイズという、父ちゃん自作の画像クイズもすぐに放棄してしまいます。姉や兄はいつまでもやりたがったのになあ。

まだ三才半という年齢なので余り気にするのもどうかと思いますが、父ちゃん何だか寂しくて。

知的好奇心が弱いとか思考力が低いというよりも「出来なかったらどうしよう」「出来ないと言いたくない」という臆病さと誇り高さが根底にあるようで、こりゃあ上二人よりも注意深く指導する必要がありそうだぞ。兄なんておだてれば簡単に木のてっぺんまで登るような、実にシンプルな生き物なのに。

じゃあ彼女が好むのは何かといいますと、とにかく身体を動かすこと。一日中外遊びをしたがります。家の中でもベッドでマット運動したり、ボール投げしたり、ずっと動いている。これも姉兄とは全然違うんです。

ま、きょうだいにも多様性があるのはいいことです。お互い刺激になりますしね。

幸いにも(というか、妻の努力の結晶なんですが)、次女も絵本の読み聞かせは大好きなので、そのうちお勉強の方も花開いてくれるでしょう。多分。

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■次女:ボーイフレンドのプライドを切り裂く

2020.11.24(08:09) 1198

その人見知りと頑固っぷりで七五三の写真館撮影をメチャクチャにしてくれた次女。

大好きな公園遊びでも知らない人が来れば硬直するし、毎日顔を合わせている人でも心を開くまでに大変時間が掛かります。優しく接してくれるママ友さん達からも「声を聞かせて欲しいなー」なんて言われている始末。家のなかでは四六時中お話しているんですけどね…。

大人が相手でそんな感じなら、子ども相手ならどうかと言いますと、やはりこれまた貝のように口をつぐんで発声しない。

毎日のように遊ぶ、娘のことを大好きだと言ってくれる紅顔の美少年ケイ君に対しても素っ気ない態度です。

先日のこと。

ケイ君と砂場遊びしているときに、ある瞬間、回りの大人がボクだけになりました。それを察してか、次女がついに重い口を開いたのです。

「ねえ、ケイくん」

おおっ!娘が喋った!貴重な瞬間!

目を輝かせて顔を上げるケイ君!

「なあに?」

「ケイくん、オムツとれたの?」

サッとうつむくケイ君。うろたえるボク。二人の会話そのまま終了。

回りにお母さん達がいなくて本当に良かった…

幼児は何を考えているのか分かりにくい生き物ですが、よりによってそんな話題を振るとは。

ケイ君、すまぬ。これからも仲良くしてやって下さい。

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  1. ■次女:のんびり育て(10/09)
  2. ■次女:幼稚園、父の日参観(06/14)
  3. ■次女:父ちゃん塾開始…?(05/14)
  4. ■次女:父ちゃん塾はまだ遠い…(12/07)
  5. ■次女:ボーイフレンドのプライドを切り裂く(11/24)
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