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■自律訓練法:弐

2020.07.31(11:21) 1084

ここまで書いてきて、何だこいつ、オカルト主義者か?と眉を顰めている方もおられるかも知れませんね。

いやいや、例えばスポーツに一定の水準以上に打ち込んで来た人、特にプロフェッショナルにこの話をすれば、たいてい同意して下さるどころか、既に(誰に教わるでもなく)ご存知であることが多いのです。

「俺ってストロングだぜえ~!」と自分に言い聞かせるのも大切ですが、休むべきときは休むことも重要で、身体と心を休ませるためには全身の筋肉の緊張をほぐし、血管を弛緩させ、深い眠りに落ちるのが一番なのです。

でも、全身の筋肉の緊張を抜くっていうのは、言うのは簡単ですが実行するのは案外難しい。肩凝りの人なんか、例えばベッドで横になってまさに寝ようとしている時ですら、首回りに力が入っているものです。全身脱力は意識して訓練しないと出来ません。

柔らかな布団の上で、地球の引力に引かれ、どこまでも落ち込んでいくイメージ。そこに到達するまで一切身体を動かさないようにします。

この「意識して全身脱力する」ことが出来れば、あとは身体の隅々まで血流が流れる(爪先までポカポカする)イメージをしながら静かに横になる。

ボクはそれだけで十分にリラックス出来ます。

ベッドに入ってこれを始めると三分もしないうちに眠ってしまいます。昔は睡眠薬が手放せないほど不眠症に悩まされたのが嘘のようですね。

少しでも興味を持たれた方は、試しに検索してみて下さい。

こんな本もあります。


娘にもそのうち教えてやらにゃあと思っちょります。
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■自律訓練法

2020.07.31(11:06) 1083

ボクはいま、自他共に認める呑気な人間ですが、若い頃はそれなりに色々ありました。学業や運動においていかに自分のパフォーマンスを発揮出来るかという極限(?)状態も然り、人間関係でのいざこざも然り。

武道(柔道と弓道)に親しんでいて、子どもの時分から単純な瞑想の持つ効力を自覚していましたし、大学受験の前後では禅に関心を持った時期もありました。

とにかく、己のパフォーマンスを十分に発揮するためには心身両方のコントロールが大切であると実感していたのです。

最終的に行き着いたのは『自律訓練法』(の基礎を拝借すること)でした。

これはドイツの精神科医が提唱した自己催眠法で、いろんな効用が謳われていますが、ボクに言わせれば重要な点は次のふたつだけです。

自己催眠(セルフマインドコントロール)を効果的に達成するための条件は『身体が重いこと』と『身体が温かいこと』。

身体が重いというのはあらゆる筋肉が弛緩した状態を示します。身体が温かいというのは全身隈無く血流が行き渡っている状態を示します。

このようなとき、人の精神は覚醒時において最もリラックスしているのです。なので、自分の心身を休ませたいときには、まずそのふたつの条件が成り立つように努めるのが近道である、というのが大まかな主張になります。

長くなりましたので、次に続きます。
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■東京産ワイルドカブトムシ

2020.07.29(20:20) 1081

街中でマスクをしている人がとても多いのはいいこと、でしょうか。

マスクを『予防目的』で付けている方は、マスクが不潔であることを自覚しているでしょうか。

周囲を見回しますと、都内ではマスクを付けている人が極めて多いのですが、彼らが飲み物を飲んだり食事をしたりする際に、無造作にマスクの外側をつかんで上げ下げしているのがとても気になります。

マスクをずらした指でペットボトルの蓋を開け、スマホをいじり、お菓子をつまみ、トイレの取っ手に触れる。

それを無意識に行っている方がとても多いように見受けられます。これは医療従事者にも同じことが言えます。

マスクの支給が未だに1日1ないし2枚しかないのがどこの病院でも普通だと思いますが、医局や休憩室ではみんなでマスクを外してお茶を飲んだりお菓子を持ち寄ったり。

マスクをしていればいいというのは大きな間違いです。一日着けているマスクに付着するのは、コロナウイルスに限りません。



昆虫の継代飼育で気になるのは近親交配による弊害です。

我が家のカブトムシはかれこれ10年以上継代していて、時折外部の血統を導入しているのですが、その際は必ず東京産のものと決めています。

その理由は、殖えすぎて逃がすとき、或いはご近所に配って万が一逃がされたとき、地域グループごとの遺伝子汚染を極力防ぎたいから。

ここ二年ほど外部の血統を導入出来ませんでしたので、今年は採集に行かなきゃなと思っていましたが、コロナ騒ぎもあり、天気も悪く、見送りになっていました。

そんななか、同僚が「家に毎朝カブトムシやクワガタが飛んできて困っている」なんて話をしているではありませんか。これ幸いと、至極元気のいいワイルド個体を頂きました。

やはり、ブリード個体に比べて活きがいいですね。ブンブン飛び回ります。

毎朝のようにベランダにカブトムシがいるって、羨ましいですね。
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■家庭教師から伴走者、そして応援団へ:弐

2020.07.28(23:59) 1080

ボクは思いました。「とうとう、やったか…」。

そう、ボクは娘のカンニングを初めて疑いました。解答はすぐ近くに置いてありましたからね。我が家では、どんな問題集の解答も、見ようと思えばいつでも見られるのです。

ボクの表情は強ばっていたと思います。

「なぜその式に至ったのか、説明してみて」

褒められると思っていたであろう娘の顔は、一瞬戸惑い、そしてすぐに赤くなりました。父親が何を考えているのか見抜いたのでしょう。怒りで震えているようにも見えました。涙を浮かべ、ボクを睨みながら、しかし理路整然と、式に至った思考過程を説明してくれました。それは、模範解答とは明らかに異なる着眼点から導かれた数式でした。さすがのボクも、自分の早とちりを深く反省し、娘に頭を下げたのでした。今でも胸が痛みます。

娘にはそういう美意識があります。もちろんボクの子ですから、いつかは解答を盗み見ることもあるかも知れませんが(笑)、少なくとも今は大丈夫。この子は「出来なかった問題を解けるようにするのが勉強だ」と、幼いなりに知っていると信じていますから。

なので、家庭学習の伴走は実に楽チンです。この子が分からないと言えば本当に分からないんだろうし、分かると思っていても本当は分かっていないこともあるのですが、分からないことを分かったとは偽らない。たとえテストの点数がボロボロでも、それを隠すことはしない。

計算ミスだとか、復習不足だとかで点数が悪くても、それを叱るのは生産的ではありません。じゃあ次はどうしようかを一緒に考えるのが今のボクの役割です。

SAPIX以外の学習についても、この夏に何を進めるつもりであるか、また別の記事にまとめますが、ボクはあくまでも伴走者であって、あれこれ見張るつもりはありません。自立した学習習慣ほど有難いものはありません。

小学3年、4年の保護者さんからときにメールを頂きますが、お伝えしたいことがあります。

家庭学習で親が腕を振るえるのはまさにその学年が真骨頂で、親の頑張り次第でずいぶん先取りすることが出来ますが、5年にもなるとだいぶ変わります。目先の点数で子どもを叱ったり、努力が足りないなんてことは言わない方がいい。子どもはとっても頑張っているんですよ(公立中のボクには想像も出来ないくらい)。まずは勉強に対して素直な姿勢を身につけさせることです。知らないことは恥ずかしいことではなくて、点数が悪くても怒られるべきことではなくて、知らなかったことを今も覚えようとしない姿勢が恥ずかしいんだと。

前にも書きましたが、先取りなんてたかが知れてます。鞭打ってまでするもんじゃない。

今後、ボクの出番はどんどん減っていくと思います。SAPIXのテキストを叩き台にしていた家庭学習から、SAPIXのテキストに付加価値を与えられる伴走者に。いつかは、ボクよりも詳しくボクよりも速く解けるようになるでしょうからね。そのときはもう、ボクは応援団に過ぎません。
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■家庭教師から伴走者、そして応援団へ

2020.07.28(23:58) 1079

小2の冬から始まったこのブログ。昔を振り返りますと実に父ちゃんは頑張っていたんだなあと。あの頃は娘に何かを教えるのが楽しくて仕方がなかったんですよね。

いろんな問題集を吟味して、どんな学習が有効なのか、どう教えれば理解が進むのか、いつまでにどこまで到達していればいいのか。

予備校の教壇にいた日々とはまた異なる面白さを感じていました。なんせボク自身が中学受験をまるで知りませんでしたからね。そのくせ、生徒は灘だの筑駒だの開成だの桜蔭だのと超優秀児ばかりでしたから、あんなに優秀な連中の通ってきた道は如何なるものだったのか、そしていつか娘もそこに至れるのか知らんと空想していたものです。

その感動は今も薄らぎません。次第にレベルのアップするSAPIXのテキストを見ながら、よくもまあ10歳そこそこの子どもがこんな勉強に取り組めるもんだと感心しています。

そして、いつの間にかボクの役割も変化しています。

最初は横について、娘の鉛筆の動きをじーっと観察し、この子は何を考えているのだろうか、何を理解していないのだろうか、どうヒントを与えればいいのだろうかと夢中になっていましたが、今は違います。

ときには「ボクに採点させて」ということもありますし、理科や社会のテキストの精読は出来るだけ一緒にやれるよう努めていますが、基本的には娘が主体的に勉強しています。

とりわけ変則的な夏期講習の時間割のため、いつまでに何を終えておくかといったペースメーカがボクの役目。

漢字をチェックしたり、生産物の都道府県別順位などをテストしたり、くらいは付き合いますが、例えば算数についてはボクの解き方よりも模範解答の方がいいのではないかと思うことも増え、これはもう本人がそれを理解出来なかったときに口を出す方がいいのではないかと思うようになりました。

こうなると、娘のキャラクターに助けられます。

娘の美徳は、絶対に嘘をつかないこと。知ったかぶりをしないこと。自分を高く見せる言動を恥じること。欠点の多い娘ですが、そこの評価は妻とも一致しています。

解答をこっそり覗き見することはありません。すぐ目の前に模範解答のページが開かれていても、死んでも見るか!という気位の高さを示します。

実は一度、娘を大変傷付けたことがあります。

算数のある難問(とボクが判断したもの、場合の数だったかな)を解かせてみたとき。ボクはちょっと席を外していたのですが、戻ってくると正解していたのです。どうせ出来まいと予想していたのでちょっと意外に思って、「途中経過を書いた紙をみせて」と言いますと、これがほとんど書かれていない。答えに至る最後の数式がわずかに残してある程度。そして、その式は模範解答と一致していたのでした。

続きます。

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2020年07月
  1. ■自律訓練法:弐(07/31)
  2. ■自律訓練法(07/31)
  3. ■東京産ワイルドカブトムシ(07/29)
  4. ■家庭教師から伴走者、そして応援団へ:弐(07/28)
  5. ■家庭教師から伴走者、そして応援団へ(07/28)
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