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■中学生は新聞を読むのか?

2020.08.31(19:10) 1125

紙の辞書のメリットは、その項目の前後の情報までがほぼ同時に視界に入ることにあります。

同じことが新聞にも言えますね。

1頁に複数の記事が見出しと文字数によって重み付けされ、複雑に入り組んでいて、自分に興味のあるものもそうでないものもあって、でもタブレットやスマホで読むよりも遥かに速く通覧出来るメリットがあります。

その紙媒体の新聞を中学生のいる家庭ではどれだけの割合で購読しているのでしょうか。ちょっとデータがありませんでしたが、新聞を毎日読んでいる中学生は1割に満たないというデータはありました。

彼らは今やテレビも観ない世代だそうです。となると、ニュースの情報源はまずスマホなのでしょう。個人の嗜好に合わせて用意に入口をカスタマイズ出来るデジタルニュースが主。そうでなければニュースに接しない、という生徒もいるのでしょう。

我が家では長らく新聞をデジタル購読していましたが、今年に入って紙媒体に戻しました。

はっきり言ってとにかくゴミになりますし、半分近くが広告だし、チラシも膨大で環境にも優しくなくて、決して安いとも思えない。子どもがいなければまず購読しなかったでしょうね。

でも、子どもにはやはり必要だと思います。

全部を読まなくても毎日毎夕届くニュースの山。世界は動いていると実感します。小学生新聞や中高生新聞を否定するつもりはありませんが、一般の新聞を読まない手はないのではないかと思います。

もちろん、忙しい長女が全部に目を通すなんて困難ですから、ボクや妻が読んでこれはと思った記事に印を付けておく、という形で運用しています。
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■長男:都道府県を覚えたい

2020.08.31(08:07) 1124

親や姉がことあるごとに地図帳を開いたり地球儀を回したりしているのを見て、「自分も地図の勉強がしたい」と言い出した長男。

そこで妻が買ってきたのが『1日10分でちずをおぼえる絵本』。


各都道府県の形をデフォルメして、北海道はエイの形、東京都はメダカの形、などと表現して印象に残りやすくし、さらに各都道府県の名物を簡単なイラストで説明した入門書(?)です。

これに長男がはまり、長女が噛み付きました。

長女がいうには、東京とメダカは無関係だし秋田がなまはげじゃなくて天狗なのも意味が分からない、新幹線のない高知県が新幹線の形をしているだなんて!覚えやすいからといって無関係なものを一緒に覚えるなんて信じられない!むしろ害があるんじゃないの?と。

うんうん、君の言いたいことはよく分かるよ。もし今の彼女がこんな勉強をしていたら慌てて取り上げたでしょう。

でも、相手は幼児です。今覚えたことなんて、いったん忘れてそれでも残った欠片に日々付着してゆっくり成長する結晶の核のようなもの。核はそれ自体些細なものであって、核になるなら何でもいい。

どうせ弟が47都道府県の名前と位置を正確に覚えたとしても、いずれ必ず記憶があやふやになります(5~7歳で記憶の断絶があるように感じませんか)。そのときに各都道府県の名前をせめて「聞いたことがある」くらいに覚えてくれていれば御の字だし、そもそもボクや妻が今の長男に期待していることは中学受験に役立つ知識ではなくて、単に「覚えたいことを覚える」という、幼児の純粋な好奇心に応えることです。

幼児には幼児の、小学生には小学生の勉強がある、ということです。
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■首相辞任にあわせて

2020.08.30(08:02) 1123

潰瘍性大腸炎という病気は、ごく軽症で「全く自覚症状がない」という人もいれば、とにかく辛くて辛くて、日常生活もままならない方、そして大腸をほぼ全摘(緊急!)しなければ亡くなってしまうほどの超重症の方もいます。

安倍首相がどのような状況だったのか正確なところは分かりませんが、マスコミの報道を見る限り、ここ最近は相当シビアな様態だったのではないかと思います。

仕事柄、病のため夢破れる方に多々お会いしますが…悔しいでしょうね。その政策への評価は別として、長らく日本のリーダーであった首相の快癒を祈ります。

さて、その安倍政権の歴史が各番組新聞に取り上げられています。これは勉強になります。

昨夜はそれに合わせて、日本の政治制度や三権分立、国会の構成、天皇の国事行為などについて娘と学習しました。

国務大臣の定員って14人なんですね。ボクは20人で覚えていましたが、それはだいぶ前の話。省庁の再編でポストも減ったから当たり前ですね…。

政治に何の興味もない娘でしたが、今回の政変を機に、日本の首相がどのように選出されるのか、総裁選候補者それぞれの主義主張はどんなものなのか、日々ニュースを追いかけてもらって関心を深めて欲しいと思います。
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■マンスリー終了と鮮魚

2020.08.29(21:53) 1122

マンスリーお疲れ様でした。
今までになくコケてしまったかな?社会が難しかったですね。じっくり読まないで解くタイプのお子さんには特に(うちの娘は気分によってムラがあります。。。)。



今週の漁師さん直送のお魚は新潟県粟島産。

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60センチのヒラマサ、35センチのイシダイ、35センチのウマヅラハギ2尾、30センチ強のワカシ(ブリの若魚)2尾、マアジの小さいのが5尾

これを2日かけて頂きました。血抜き送料込みで8000円未満ですから、育ち盛りの子どもらに良質のタンパク質を食べさせたいときに重宝します。

ところで、イシダイって評価の分かれる魚だと思いませんか。実家の地域では銛突きや磯釣の対象としては面白い魚であっても、基本的には「美味しくない魚」という認識です。ボクも同じ感想で、わざわざ食べることはありません。何ていうか、磯くさい。

ところが妻や子どもらは美味しいといいます。そんな匂いする?と。この匂いを感じないのかー。ま、ボクとしては、喜んでくれれば特に文句ありませんけれど。
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■映画:『戦場のピアニスト』

2020.08.27(18:51) 1121

観たのはちょっと前なのですが、忘れないうちにメモしておきます。

『戦場のピアニスト』は、ユダヤ系ポーランド人の国民的ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの迫害と逃亡の実話を基にした映画で、まあ大変有名ですね。



淡々と当たり前のようにユダヤ人が殺害された時代の乾燥した雰囲気で終始一貫し、決して感動を押し売りする映画でないことに好感を持てます。残虐なシーンもさほど多くはありません。

現代日本しか知らない娘にとっては目を覆いたくなる悲劇ですが、もう避ける必要もないでしょう。『ひめゆりの塔』で沖縄戦を知り、『二百三高地』で日露戦争を知り、『黒い雨』でヒロシマを知り、『アドルフに告ぐ』『アンネの日記』でホロコーストを知って、ほんのちょっと前まで世界中に狂気が吹き荒れていたという知識が彼女にもあります。

そして、実は現在進行形でこの地球上にも虐殺や人権弾圧の狂気が未だ残ることもそのうち知るでしょう。

同僚の中国人医師とはもう長い付き合いで、「尖閣はあげないよ」などと冗談を言い合ったり、共産党に属しない一般の中国人からみた文革や毛沢東の率直な評価、ウイグルの弾圧について中国人はどう考えているのかを教えてもらったり、なかなか有難い友人なのですが、その彼に「中国はアメリカをどうするつもりなんだい?」と何気なく訊いたところ、表情を固くして「自分は戦争になると思います」という言葉が返ってきてイヤな気分になりました。

でも、それが現実なんですよね。戦争は起こりうる。少なくともそう考えている人がいる。

そう思うと何だか自分の今取り組んでいる仕事や問題が、ずいぶんちっぽけな気がしてきます。
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2020年08月
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  2. ■長男:都道府県を覚えたい(08/31)
  3. ■首相辞任にあわせて(08/30)
  4. ■マンスリー終了と鮮魚(08/29)
  5. ■映画:『戦場のピアニスト』(08/27)
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