長女はボクと同じで目で見たものを覚えるタイプ。長男は妻と似ていて書いたものを覚えるタイプです。
ノート(ジャポニカの漢字練習ノートがお気に入り)を常に手元に置いて、干支でも首都でも自分が覚えたいと思ったものをとにかくメモしていくのが彼の習慣です。
*
長女には舌足らずの矯正を兼ねた『音読』教材を作り、そしてその暗唱を課題にしてきました。文部省唱歌や短歌・俳句、詩や古文の寄せ集めで、ボクの趣味が100%反映されたものになっています。
とはいえ、娘の滑舌が良くなってきたことから、最近は彼女の音読・暗唱訓練もご無沙汰になっていました。
昨夜ふと思い出して、唱歌「こいのぼり」等の歌詞や枕草子の一節を覚えているか試してみると、さすがに細かい助詞の言い間違いはあるものの、それなりに覚えていたのでヨシヨシと褒めました。すると、それを横で聞いていた長男が興味津々そうで。
あ、そっか。この子にもやらせればいいのか。
幸い(?)彼もチャーミングな舌足らず。今は可愛くても小学校にあがったときに、姉のように可哀想な思いをさせてしまう可能性があります(長女は同級生に指摘されるたびに密かに泣いていたものです)。
ということで、宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の暗唱を課題にしてみました。
姉は数回音読することで覚えてしまいましたが、彼の暗唱作業は先述の通り、『書写』から始まります。些かまだるっこしいですが、硬筆の練習にもなると思って好きなようにやらせてみることにします。
*
なお、長男も音読自体は妻との学習で毎日行っています。以前ブログに紹介した教材が優れています。
過去記事もご参考下さい。
■長男:音読1日3セット
■長男:音読その後
ノート(ジャポニカの漢字練習ノートがお気に入り)を常に手元に置いて、干支でも首都でも自分が覚えたいと思ったものをとにかくメモしていくのが彼の習慣です。
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長女には舌足らずの矯正を兼ねた『音読』教材を作り、そしてその暗唱を課題にしてきました。文部省唱歌や短歌・俳句、詩や古文の寄せ集めで、ボクの趣味が100%反映されたものになっています。
とはいえ、娘の滑舌が良くなってきたことから、最近は彼女の音読・暗唱訓練もご無沙汰になっていました。
昨夜ふと思い出して、唱歌「こいのぼり」等の歌詞や枕草子の一節を覚えているか試してみると、さすがに細かい助詞の言い間違いはあるものの、それなりに覚えていたのでヨシヨシと褒めました。すると、それを横で聞いていた長男が興味津々そうで。
あ、そっか。この子にもやらせればいいのか。
幸い(?)彼もチャーミングな舌足らず。今は可愛くても小学校にあがったときに、姉のように可哀想な思いをさせてしまう可能性があります(長女は同級生に指摘されるたびに密かに泣いていたものです)。
ということで、宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の暗唱を課題にしてみました。
姉は数回音読することで覚えてしまいましたが、彼の暗唱作業は先述の通り、『書写』から始まります。些かまだるっこしいですが、硬筆の練習にもなると思って好きなようにやらせてみることにします。
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なお、長男も音読自体は妻との学習で毎日行っています。以前ブログに紹介した教材が優れています。
過去記事もご参考下さい。
■長男:音読1日3セット
■長男:音読その後
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大和撫子養成所【父塾】
明日から都内の入試がスタートですね。
受験生の皆さんの健闘をお祈りしております。
*
先週でSAPIXの五年生のカリキュラムが終了し、いよいよ六年生が始まります。ようやくここまで来ましたね。
二週間後にマンスリーが控えていますが、いまは予習シリーズ五年算数の週テストや応用問題集の復習をしています。以前間違えた問題の総ざらいですね。
今は背伸びではなく、足場を固めることが大切だと思っています。
*
娘は家庭教師になることを夢見ていて、その練習として弟に講義をしたがります。先日は社会を講釈していました。
横で聞いていますと、北海道の地形、気象、農業についてしゃべっているようですが、この講義がヒドイ。下手くそすぎました。
北海道の場所をようやく知った程度の幼稚園児に、「根釧台地はね…」とか「客土して…」とか、いやそれ何も面白くないから!その言葉一つ一つに解説が要るから!地理なら地理で、幼稚園児が面白がる話をしてよ!
はじめはノリノリだった弟くんも「はあ???」って顔で困惑気味。苦笑いして、チラチラとボクに助けを求める視線を送ってきます。
「集中して聴いて!」って姉に叱られて、ついに「もういい!終わり!」とぶちギレた弟くん。そりゃそうだ。
すると、「お願い!教えさせて!」と手を合わせて懇願を始める情けない姉。「お小遣いあげるから教えさせて!」
そこまでして家庭教師したいんかい…。教える側が報酬を払うなんて聞いたことないぞ。
*
一方で、すっかり司馬史観の虜になった彼女は、妻を相手に歴史の講義をしています。唐突にクイズを出してくるのでボクも気が抜けません。
受験生の皆さんの健闘をお祈りしております。
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先週でSAPIXの五年生のカリキュラムが終了し、いよいよ六年生が始まります。ようやくここまで来ましたね。
二週間後にマンスリーが控えていますが、いまは予習シリーズ五年算数の週テストや応用問題集の復習をしています。以前間違えた問題の総ざらいですね。
今は背伸びではなく、足場を固めることが大切だと思っています。
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娘は家庭教師になることを夢見ていて、その練習として弟に講義をしたがります。先日は社会を講釈していました。
横で聞いていますと、北海道の地形、気象、農業についてしゃべっているようですが、この講義がヒドイ。下手くそすぎました。
北海道の場所をようやく知った程度の幼稚園児に、「根釧台地はね…」とか「客土して…」とか、いやそれ何も面白くないから!その言葉一つ一つに解説が要るから!地理なら地理で、幼稚園児が面白がる話をしてよ!
はじめはノリノリだった弟くんも「はあ???」って顔で困惑気味。苦笑いして、チラチラとボクに助けを求める視線を送ってきます。
「集中して聴いて!」って姉に叱られて、ついに「もういい!終わり!」とぶちギレた弟くん。そりゃそうだ。
すると、「お願い!教えさせて!」と手を合わせて懇願を始める情けない姉。「お小遣いあげるから教えさせて!」
そこまでして家庭教師したいんかい…。教える側が報酬を払うなんて聞いたことないぞ。
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一方で、すっかり司馬史観の虜になった彼女は、妻を相手に歴史の講義をしています。唐突にクイズを出してくるのでボクも気が抜けません。
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大和撫子養成所【父塾】
我が家ほど魚介類を食べる家庭はないのではないか、というほどの魚食性一家です。海辺出身者としてこだわりも強く、特に出荷前の丁寧な仕事には一家言あります。
新鮮な魚を置いている魚屋さんには足繁く通っていますが、最近は産地直送の魚介類を頻繁に食べています。飲食店が困窮するということは漁師さんたちも困っているということですからね。ここはガッツリ食べて応援です。
■ハマグリ
二枚貝で一番旨いのはアサリですが、これもいいですね。九十九里の天然ハマグリ、鍋にすると3、4キロがあっという間になくなります。鍋の具材はダイコン、ネギ、エノキダケ。昆布出汁と日本酒だけの(塩も入れない)超シンプルな鍋ですが、ハマグリから出る塩味と旨味がもうたまりません。〆の雑炊は数ある鍋雑炊でも屈指の味わい。ちなみにボクイチオシの三大雑炊はトラフグ、ハマグリ、そしてスッポン鍋の〆。
■クマエビ(アシアカエビ)
エビといっても泳ぐのは蝦、歩くのは海老と漢字を使い分ける向きもあるようですが、蝦で一番旨いのはクルマエビです。しかし、それと甲乙付けがたいのが冬のクマエビ。和歌山の漁師さん直送の天然クマエビはお刺身でも天ぷらでもパスタでも、これでもかという旨さ、そして上品でほのかな甘さ。都内の小売店ではまず手に入らないのが残念ですが、手に入ったとしても高価過ぎて手が出ないでしょうね。漁師さん直送万歳です。
■マダイ
これからの季節、天然マダイは実に旨くなります。直近のものは愛媛の漁師さんから。豊後水道の綺麗な王様です。いろんな料理に使える万能選手ですが、我が家の定番は霜降造り、それの漬け茶漬け、宇和島風鯛めし。漬け茶漬けは寒い日の朝ごはんにぴったりです。以前海辺に勤務していたときは同僚と繰り返し釣りに出掛けましたっけ。
■カワハギ
たぶん、子ども達が一番喜ぶお刺身がカワハギです。釣りたてを活〆したものに限りますが、新鮮で臭みのない生キモを醤油に溶いて、これにお刺身をつけて頂くのは絶品という他ありません。子どもらはいつも取り合いになります。最近はとんと釣りに出掛けませんが、カワハギ釣りはボクの一番好きな釣りです。だって獲物が旨いから。
■クロアワビ
ボクの実家がアワビ漁をしているので、わざわざ買って食べるのはとても抵抗がありますが(漁期に帰省すればボクも1日数十キロ単位で採ります)、やはり旨いものは旨いのです。アワビの食べ方で一番アワビらしさを味わえるのは『水貝』ですが、バターとキモ醤油で味付けしたステーキが妻子のお気に入り。田舎でこんな食べ方をすると親族はみんな「なんてもったいない…」と驚き呆れますが、最近はボクも「これが一番旨いかもな」と思い始めています。
挙げていけばキリがないのですが、こうして本当に美味しい魚介類を探して食べさせていると、当然の帰結として子どもらの鼻と舌も肥えていきます。これはとても罪深いことである、と気付いたのは最近のことです。
新鮮な魚を置いている魚屋さんには足繁く通っていますが、最近は産地直送の魚介類を頻繁に食べています。飲食店が困窮するということは漁師さんたちも困っているということですからね。ここはガッツリ食べて応援です。
■ハマグリ
二枚貝で一番旨いのはアサリですが、これもいいですね。九十九里の天然ハマグリ、鍋にすると3、4キロがあっという間になくなります。鍋の具材はダイコン、ネギ、エノキダケ。昆布出汁と日本酒だけの(塩も入れない)超シンプルな鍋ですが、ハマグリから出る塩味と旨味がもうたまりません。〆の雑炊は数ある鍋雑炊でも屈指の味わい。ちなみにボクイチオシの三大雑炊はトラフグ、ハマグリ、そしてスッポン鍋の〆。
■クマエビ(アシアカエビ)
エビといっても泳ぐのは蝦、歩くのは海老と漢字を使い分ける向きもあるようですが、蝦で一番旨いのはクルマエビです。しかし、それと甲乙付けがたいのが冬のクマエビ。和歌山の漁師さん直送の天然クマエビはお刺身でも天ぷらでもパスタでも、これでもかという旨さ、そして上品でほのかな甘さ。都内の小売店ではまず手に入らないのが残念ですが、手に入ったとしても高価過ぎて手が出ないでしょうね。漁師さん直送万歳です。
■マダイ
これからの季節、天然マダイは実に旨くなります。直近のものは愛媛の漁師さんから。豊後水道の綺麗な王様です。いろんな料理に使える万能選手ですが、我が家の定番は霜降造り、それの漬け茶漬け、宇和島風鯛めし。漬け茶漬けは寒い日の朝ごはんにぴったりです。以前海辺に勤務していたときは同僚と繰り返し釣りに出掛けましたっけ。
■カワハギ
たぶん、子ども達が一番喜ぶお刺身がカワハギです。釣りたてを活〆したものに限りますが、新鮮で臭みのない生キモを醤油に溶いて、これにお刺身をつけて頂くのは絶品という他ありません。子どもらはいつも取り合いになります。最近はとんと釣りに出掛けませんが、カワハギ釣りはボクの一番好きな釣りです。だって獲物が旨いから。
■クロアワビ
ボクの実家がアワビ漁をしているので、わざわざ買って食べるのはとても抵抗がありますが(漁期に帰省すればボクも1日数十キロ単位で採ります)、やはり旨いものは旨いのです。アワビの食べ方で一番アワビらしさを味わえるのは『水貝』ですが、バターとキモ醤油で味付けしたステーキが妻子のお気に入り。田舎でこんな食べ方をすると親族はみんな「なんてもったいない…」と驚き呆れますが、最近はボクも「これが一番旨いかもな」と思い始めています。
挙げていけばキリがないのですが、こうして本当に美味しい魚介類を探して食べさせていると、当然の帰結として子どもらの鼻と舌も肥えていきます。これはとても罪深いことである、と気付いたのは最近のことです。
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大和撫子養成所【父塾】
この一年ほど恐竜に夢中の若君です。
お友達との公園遊びでは、あちこちの地面を掘り返しては
「あ!カムイサウルスの化石かも!」
「これは…トリケラトプスの角かな」
なんて言いあっているのがとても微笑ましい。
そして、それを冷めた目で見下ろす妹。
「石じゃん。ねえ、それ、ただの石じゃん」
「枝じゃん。ただの枝じゃん」
3歳児の辛辣なツッコミには耳を貸さない男児ども。彼らの「ごっこ遊び」は日暮れまで続きました。
*
そんなお友達から薦めてもらった図鑑が素晴らしいのでここでご紹介しましょう。
『古生物のサイズが実感できる! リアルサイズ古生物図鑑 中生代編』


これは幼児向けの図鑑ではありません。その証拠に、解説文は長く文字も小さく、漢字にフリガナもふってありません。しかし特筆すべきは極めて印象的な『写真』です。
中世代の様々な動物が、現代の写真(日常生活や風景写真)のなかに鮮やかにかつごく自然に合成されており、例えば電車の中に寝そべる恐竜や食卓の上に置かれたアンモナイトのように、子どもに強烈な印象を与えやすい体裁をとっているのです。いや、大人も見入ってしまいました。
子どもには(大人にも)体長7mとか体重15tなどと言われてもいまいちピンとこないでしょうが、身近な物体の横でリアルに写し出された写真ならばわかりやすく、見飽きることがないようです。
恐竜好きにはかなりお勧めの一冊です。
古生代編や新生代編も買ってみますね。
お友達との公園遊びでは、あちこちの地面を掘り返しては
「あ!カムイサウルスの化石かも!」
「これは…トリケラトプスの角かな」
なんて言いあっているのがとても微笑ましい。
そして、それを冷めた目で見下ろす妹。
「石じゃん。ねえ、それ、ただの石じゃん」
「枝じゃん。ただの枝じゃん」
3歳児の辛辣なツッコミには耳を貸さない男児ども。彼らの「ごっこ遊び」は日暮れまで続きました。
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そんなお友達から薦めてもらった図鑑が素晴らしいのでここでご紹介しましょう。
『古生物のサイズが実感できる! リアルサイズ古生物図鑑 中生代編』
これは幼児向けの図鑑ではありません。その証拠に、解説文は長く文字も小さく、漢字にフリガナもふってありません。しかし特筆すべきは極めて印象的な『写真』です。
中世代の様々な動物が、現代の写真(日常生活や風景写真)のなかに鮮やかにかつごく自然に合成されており、例えば電車の中に寝そべる恐竜や食卓の上に置かれたアンモナイトのように、子どもに強烈な印象を与えやすい体裁をとっているのです。いや、大人も見入ってしまいました。
子どもには(大人にも)体長7mとか体重15tなどと言われてもいまいちピンとこないでしょうが、身近な物体の横でリアルに写し出された写真ならばわかりやすく、見飽きることがないようです。
恐竜好きにはかなりお勧めの一冊です。
古生代編や新生代編も買ってみますね。
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大和撫子養成所【父塾】
算数は『ハイレベ2年』の終わりが見えてきて、Z会の『グレードアップ問題集3年』を少しずつ進め、四則演算や基礎的な図形・単位などの演習は学研などのドリルを使っています。足を引っ張っていた文章題に対しては読解力が日々たくましくなり、勉強時間(週5時間ほど)のわりに思った以上に順調に進んでいます。
一方、国語はといいますと。
実は父ちゃん塾としては教えていません。妻の読み聞かせ、自ら率先している漢字学習、そして公文の国語だけです。
幼稚園のお友達では『ハイレベ』を進めているお嬢さんがいるとのことで、「うちもやってみっか」と解かせてみました。
が、やはり難しい。
読解問題の形態は公文で基本的な訓練がなされていますから、まあ何とかなるのですが、語彙のレベルに差があります。「ホットドッグ」を知らないからといって彼を責められませんし、スマホで検索した「ホットドッグ」の写真を見せたところで余り意味がありません。
そんな文字通り机上の学習をしても仕方ないので、今は色んなものを見て聞いて食べて経験させ、実体験での語彙を増やす方で頑張ろうと思います。
ようするに、うちの若君に『ハイレベ1年』はまだ早かった、ということです。
一方、国語はといいますと。
実は父ちゃん塾としては教えていません。妻の読み聞かせ、自ら率先している漢字学習、そして公文の国語だけです。
幼稚園のお友達では『ハイレベ』を進めているお嬢さんがいるとのことで、「うちもやってみっか」と解かせてみました。
が、やはり難しい。
読解問題の形態は公文で基本的な訓練がなされていますから、まあ何とかなるのですが、語彙のレベルに差があります。「ホットドッグ」を知らないからといって彼を責められませんし、スマホで検索した「ホットドッグ」の写真を見せたところで余り意味がありません。
そんな文字通り机上の学習をしても仕方ないので、今は色んなものを見て聞いて食べて経験させ、実体験での語彙を増やす方で頑張ろうと思います。
ようするに、うちの若君に『ハイレベ1年』はまだ早かった、ということです。
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