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■ボクが音読させるワケ

2018.04.29(07:59) 102

音読の効用はあちこちで喧伝されていますネ。
集中力だの読解力だの…。

正直言ってよくわかりません。学力向上効果があればいいなとは思いますが、ボクは別にそれは期待していません。

我が家で音読を続ける目的は、次の三点です。

(1)滑舌の改善
妻の遺伝か娘は舌足らずです。ボクの耳にはおでんが「おれん」、道路が「ろうろ」、サラダが「さらら」にしか聞こえません。ボクは特に気にしてなくて、可愛らしいとさえ思っていたのですが、そこはやはり小学生。男子のからかいが多少はあったようでした。

音読は発声矯正に必ず効果があります。もちろん正しい発音への誘導は絶えず必要ですし、コンプレックスを刺激しないよう配慮も欠かせませんが、音読開始後早々に効果を実感しました。小3の今では滑舌の悪さはほとんど気になりません。

(2)誤読単語のスクリーニング
最近の児童書はたいてい総ルビになっていますが、ボクの時代はそんなものはなく、読書を通じて我流の誤った読み方で覚えてしまうことがしばしばありました。四方八方を「よんぽうはっぽう」と読んで笑われた苦い思い出…。漢字の読みだけでなく、アクセントやイントネーションの矯正も音読でこそ可能です。

(3)古文、漢文の韻や古典的仮名遣いに親しむ
これは言わずもがなです。教養としての古典。韻は音読でしか身に付きません。

詩歌の暗唱はその副次的効果にすぎません。
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