言葉を身に付けることは、小学生の学習において特に重要なテーマだと思います。
我が家でも市販の語彙教材をいくつか購入し、その使い方にも試行錯誤してきましたが、現時点までの結論を記事にしておきます。
(1) 読書していればいいってものではない
(2) 対話が大切、子どもは親の使う語彙を忘れない
(3) 結局、自分で辞書を引くような主体性が身に付かないと壁は越えられない
*
(1) 読書していればいいってものではない
娘はそこそこ本を読んでいる方だと思いますし、特に幼児~低学年期の読み聞かせ量は恐らく他を圧倒するものと自負しています。当然ながら「幼児期の」語彙力は大したものでしたよ。
しかし、その後は語彙力を身に付けんとする能動的な姿勢に欠けていたのでしょう、読書は好きだし言葉も知っているけれど、例えば小説を読みながら辞書を引くような意識までは持たせられず、曖昧なまま使っている、若しくは誤用している言葉が散見されました。
(2) 対話が大切、子どもは親の使う語彙を忘れない
市販の語彙系問題集を解かせても、そこで得た言葉をテキストから掘り起こせないとほとんど意味がありません。理想は本人がその言葉を適切に読み書き・発語出来るようになることですが、その機会は案外少ないものです。語彙のレベルが上がるにつれその傾向も強まります。
我が家では、娘に例文を作らせたり空欄を(選択肢ではなく)自由に埋める形で問題集を活用するなどの工夫もしまして、それは一定の意味があったと思いますが、娘を見ていますと、ボクや妻が口に出した言葉の定着がとりわけ極めて良いのでした。
まあ、子どもは大人の言葉を忘れないものですよね。
親の発話・発語が重要なんです。なるべく豊かな言葉で語りかけること。結局は幼児への絵本読み聞かせと同じなんですね。
(3) 結局、自分で辞書を引くような主体性が身に付かないと壁は越えられない
SAPIXの国語のテキストをパラパラ見ますといつの間にか文章のレベルが少しアップしているんですよね。Z会の国語もです。語彙の点でもそれ以外でも。本文中に使用された語彙について、出題されていないものにもアンテナを張るよう指示しています。とにかく調べなはれ、辞書を引きなはれ、です。
電子辞書には幼児期から慣れ親しんできた娘ですが、能動的に(ボクが「さあ調べよう」と言わなくても)言葉を調べるようになったのは、実は最近です。なんせ小説を読んでいてもあやふやな言葉をあやふやなまま読み飛ばしていたわけですから。
結局、本人が能動的に心から「言葉を増やしたい」と思うようになるしかないのだという結論でした。
我が家でも市販の語彙教材をいくつか購入し、その使い方にも試行錯誤してきましたが、現時点までの結論を記事にしておきます。
(1) 読書していればいいってものではない
(2) 対話が大切、子どもは親の使う語彙を忘れない
(3) 結局、自分で辞書を引くような主体性が身に付かないと壁は越えられない
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(1) 読書していればいいってものではない
娘はそこそこ本を読んでいる方だと思いますし、特に幼児~低学年期の読み聞かせ量は恐らく他を圧倒するものと自負しています。当然ながら「幼児期の」語彙力は大したものでしたよ。
しかし、その後は語彙力を身に付けんとする能動的な姿勢に欠けていたのでしょう、読書は好きだし言葉も知っているけれど、例えば小説を読みながら辞書を引くような意識までは持たせられず、曖昧なまま使っている、若しくは誤用している言葉が散見されました。
(2) 対話が大切、子どもは親の使う語彙を忘れない
市販の語彙系問題集を解かせても、そこで得た言葉をテキストから掘り起こせないとほとんど意味がありません。理想は本人がその言葉を適切に読み書き・発語出来るようになることですが、その機会は案外少ないものです。語彙のレベルが上がるにつれその傾向も強まります。
我が家では、娘に例文を作らせたり空欄を(選択肢ではなく)自由に埋める形で問題集を活用するなどの工夫もしまして、それは一定の意味があったと思いますが、娘を見ていますと、ボクや妻が口に出した言葉の定着がとりわけ極めて良いのでした。
まあ、子どもは大人の言葉を忘れないものですよね。
親の発話・発語が重要なんです。なるべく豊かな言葉で語りかけること。結局は幼児への絵本読み聞かせと同じなんですね。
(3) 結局、自分で辞書を引くような主体性が身に付かないと壁は越えられない
SAPIXの国語のテキストをパラパラ見ますといつの間にか文章のレベルが少しアップしているんですよね。Z会の国語もです。語彙の点でもそれ以外でも。本文中に使用された語彙について、出題されていないものにもアンテナを張るよう指示しています。とにかく調べなはれ、辞書を引きなはれ、です。
電子辞書には幼児期から慣れ親しんできた娘ですが、能動的に(ボクが「さあ調べよう」と言わなくても)言葉を調べるようになったのは、実は最近です。なんせ小説を読んでいてもあやふやな言葉をあやふやなまま読み飛ばしていたわけですから。
結局、本人が能動的に心から「言葉を増やしたい」と思うようになるしかないのだという結論でした。
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