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■ママ友の熱意

2020.07.21(12:56) 1069

妻から聞いた話です。

年中さんの長男のクラスメイトのママさん達、既に中学受験への意識が高いんですね。我が家の姉が小5と聞いて、SAPIXって知ってますか、エルカミノって知ってますか、フォトンって、Z会って…

もちろん幼児対象の教室にも通わせている家庭が珍しくない。市販の教材についても情報交換が盛んに行われているのだとか。特に、Instagramで。親子でかなりバトルしながら勉強させているご家庭も。

妻は奥ゆかしい人間なので、「塾には通わせているけれど塾任せだから…」と深く話すようなことはしないらしいんですけど。

長女が幼稚園の頃なんて、中学受験なんて何にも考えていなかったなあ。公文は通わせていましたけど。

個人的に、幼児期にやっておいて価値のあること、やっておいて良かったと思うのは、絵本の読み聞かせと机に向かう習慣、それだけです。

今も幼児英才教育には否定的で、長男は算数が好きだからやらせていますが、無理にガシガシ押し付けているわけでもなく、それがNゲージならNゲージ、昆虫なら昆虫、とにかく夢中になれるものがあれば十分だと思うんですけどね。

絵本の読み聞かせに勝るものはないですよ、ホント。あとは、子どもが自分の興味と特性に応じて楽しむ何かがあって、勉強習慣さえあれば、先の受験(中学にしろ大学にしろ)は後々どうにでもなるんじゃないでしょうか。

バトルしてまで幼児に算数かあ…

何をそんなに焦るのか。いや、気持ちは分かりますよ。ボクも今思えば小3の娘にかなり高度なことを要求していた時期もありますし。

でも、ときが来れば、すんなり理解出来るタイミングってあるんだとすぐに気付きましたからね。今の我が子に難しければ、回れ右。先取りは即撤収でいいんです。

例えば小3の浜学園のテストで、「なんでこんな問題で間違えるんだろう…どう教えたらいいんだろう」と悩んだ問題が、SAPIX小5の夏期講習のテキストに載っているわけです。 普通に解けるわけです、そりゃあ。

幼児には幼児にしか出来ないことがある。それを楽しませて可愛い可愛いと思っていればいいじゃないですかね。

あ、長女は長女で、「弟にはもっと勉強させるべきだ」と主張します。妹とシルバニアファミリーで遊んでいる弟の笑い声が、勉強している姉の耳にさわるときなんかに。「私はもっと勉強していた!」と。

いやいや、何をおっしゃいますか。ほら、あなたの年中さんのときのビデオ、ご覧なさいませ。わー、楽しそうに遊んでますね。おや、公文の算数ですか、弟くんの方がずっと進んでますね。おや、弟くんの方が綺麗な字を書いていませんか。とにかく楽しい親子団欒風景ではありませんか、と。

妹とおままごとする。それが彼の勉強ってことで、いいじゃないですか。
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コメント
ご無沙汰してます。
わたしも長女(現在年中)が生まれたときに、『公文式』、『七田式』、『モンテッソーリ』、『こぐま会』などの幼児教育をやらせなければならない。小学一年生からサピにいれなければならない。なぜか自分で強迫するような時期がありました(今思えば本人の意思関係なく暴走していたのが恥ずかしい)
最終的には、周りの先人の方々に話をきいて、『読み聞かせ 』と本人が興味をもったものを深く知ることができるようにするという方針になりました。結果、今長女は長い梅雨のせいで公園に生えている無数のキノコが気になったそうで、キノコの図鑑を買って、満足そうに眺めています笑
【2020/07/23 07:39】 | テケテケ #- | [edit]
テケテケさん、こんにちは!
なんなんでしょうね、あの焦る気持ちというものは。(笑)
小三の娘には迷惑だったでしょうが、それでもあの日々のお陰で今の学習習慣があるのだと前向きに考えることにしています。

キノコ好きの年中さん、可愛いですね!
【2020/07/23 14:54】 | なでしこパパ #ax4px7aw | [edit]
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