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■新潟の思い出

2020.08.08(11:33) 1094

昨年はあちこちを旅行して、景色も食べ物もいろいろ楽しみましたが、旅には「現地の人となり生活なりを観察する」という楽しみもあります。

新潟(中越+佐渡)を旅行して、一番思い出に残っているのは『めちゃくちゃご飯が美味しい!』です。海の幸も山の幸もみーんな美味しい。特に新潟市内のお寿司。あれ、今までで一番『食に満足した旅』の青森旅行を超えたかも?なんて思ったり。

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そのなかで忘れられないエピソードがあります。

旅館でもお寿司屋さんでも、とりあえず「お薦めのお料理何ですか?」と訊きました。

アワビとかノドグロとか、お高いの薦められたらどうしよう、でもせっかくだから注文しようか…とある意味覚悟を決めての質問なのですが、返ってきた言葉が

「枝豆がおいしいですよ」
「枝豆ですね」
「あ、それなら枝豆食べてください」

…え?

実に三軒で枝豆を最初に薦められたのです。こっちは拍子抜け。

…あ、それじゃあ、枝豆下さい。

確かに美味しかったんですけど、寿司屋が枝豆を一番に薦めるかねーって苦笑したものです。その一方で、枝豆を薦めてくる新潟の人々の純朴さが大変印象に残りました。

でもね、その後。

結局、あの旅行中を超える枝豆に出会えていません。

たかが枝豆、されど枝豆。確かに新潟の枝豆は旨かった。お寿司屋さんが薦めるだけのことはありました。



佐渡の海を泳がなかったのは心残りですね。

というのも、全島が溶岩で覆われたような独特の海岸線から覗く磯辺の海底は、驚くほど透明度が高く、夏なのに海藻が少なく、磯の香りもほとんどしなかったからです。なのに、料理屋には地のアワビだのサザエだのが並んでいる。

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ボクは、実家が黒潮沿岸の半農半漁なので、アワビの生態にはちと詳しいのですが(子ども時分には小遣い稼ぎでよく採りました)、アワビが好む海底のイメージからは少し遠いんです、佐渡の海は。

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佐渡のアワビはどうやって生きているのか。

トキも金山も小木宿根木も良かったけれど、今も気になるのは海ばかり。

泳いでみるべきでした。また行きます。
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