昨年は伊勢参りを果たしました。東京から志摩まで寄り道しながらのドライブ、もう二度とあんなに運転することはないだろうなあ…。
五十鈴川で食べる赤福は美味しかったし、念願の鳥羽水族館ではジュゴンのセレナに会えて、娘は初めて観るラッコに魅了されて、松阪牛を食べて、アコヤガイから真珠を取り出して、英虞湾を貸切ボートでクルージングして。四日間だけでしたが、なかなかこゆい旅行になりました。
印象に残っているのが地元の人々の人柄。
あ、ごめんなさい、褒めようと思っているのではありません。なんて言うか、独特だなと。
例えば、志摩では古い旅館に泊まったのですが、そこの女将さんがニコニコしながら
「最近は近くに立派なホテルが出来て、私らはそこのおこぼれをもらってます」
なんて言うんです。「…ん?」と妻と顔を見合わせました。わしらはおこぼれかーい!
真珠取り体験では、ある養殖場で見学させて頂いたのですが、そこの社長夫人が直接アコヤガイの剥き方を教えてくれました。
子ども達も興味津々で覗き込んでいたのですが、その社長夫人が発した言葉が凄かった。
「アコヤガイって哀れな生き物ですね。人間が真珠なんか欲しがるから罪もないのに殺されて。哀れなもんです」
「…え?」と妻と顔を見合わせました。レクチャーが終わって今まさに自分達の貝を開こうとしたタイミングでこれ。
海女小屋で貝焼きを食べたときも、「割高だけど美味しいな」と思っていたら、隣で海女さんが雑談しながら札束を数え始めまして。それがとんでもない金額の札束で、こっちは完全に白けてしまいました。客の横でそれをやるー?
こんな感じのエピソードが他にもいくつかあって、東京に帰る車中では三重の商売人の話し方といいますか、コミュニケーションの独特さを論じあって盛り上がりましたねー。
今度行くならもっと南の方にも行ってみたいですね。尾鷲とか熊野とか。紀伊半島は秘境感があります。
五十鈴川で食べる赤福は美味しかったし、念願の鳥羽水族館ではジュゴンのセレナに会えて、娘は初めて観るラッコに魅了されて、松阪牛を食べて、アコヤガイから真珠を取り出して、英虞湾を貸切ボートでクルージングして。四日間だけでしたが、なかなかこゆい旅行になりました。
印象に残っているのが地元の人々の人柄。
あ、ごめんなさい、褒めようと思っているのではありません。なんて言うか、独特だなと。
例えば、志摩では古い旅館に泊まったのですが、そこの女将さんがニコニコしながら
「最近は近くに立派なホテルが出来て、私らはそこのおこぼれをもらってます」
なんて言うんです。「…ん?」と妻と顔を見合わせました。わしらはおこぼれかーい!
真珠取り体験では、ある養殖場で見学させて頂いたのですが、そこの社長夫人が直接アコヤガイの剥き方を教えてくれました。
子ども達も興味津々で覗き込んでいたのですが、その社長夫人が発した言葉が凄かった。
「アコヤガイって哀れな生き物ですね。人間が真珠なんか欲しがるから罪もないのに殺されて。哀れなもんです」
「…え?」と妻と顔を見合わせました。レクチャーが終わって今まさに自分達の貝を開こうとしたタイミングでこれ。
海女小屋で貝焼きを食べたときも、「割高だけど美味しいな」と思っていたら、隣で海女さんが雑談しながら札束を数え始めまして。それがとんでもない金額の札束で、こっちは完全に白けてしまいました。客の横でそれをやるー?
こんな感じのエピソードが他にもいくつかあって、東京に帰る車中では三重の商売人の話し方といいますか、コミュニケーションの独特さを論じあって盛り上がりましたねー。
今度行くならもっと南の方にも行ってみたいですね。尾鷲とか熊野とか。紀伊半島は秘境感があります。
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