今週の理科は溶解度がテーマ。懐かしいですね、大学受験を思い出します。いくらでも複雑に出来ますが、まずは色んな基本パターンから。
ところで、水銀の比重は約13.5、金の比重は約19.3ですから、金の方が圧倒的に重いのですが、その具体例として
『金は水銀に沈む』
と表現するのは不適切です。何故なら金は水銀に溶けるからです。合金(アマルガム)になるんです、スーッと溶けて。
最近のSAPIXのテキストでもこの誤りをおかしています。
金と水銀は親和性が高く、例えば奈良の大仏の金メッキにはこの金アマルガムを使っており、その水銀蒸気による健康被害が平城京を捨てる原因になった、という有名な話もあります。気が付かないものなんでしょうか。もっとも、この間違いはネット上の理系サイトでもしばしば目にしますね。
そういえば、異色の漫画『コブラ』でも、水銀の井戸の中に金塊を隠すというトリックが使われていました。おいおい、溶けちゃうよ?という突っ込みは、やっぱり野暮なんでしょうね。(^^;
ところで、水銀の比重は約13.5、金の比重は約19.3ですから、金の方が圧倒的に重いのですが、その具体例として
『金は水銀に沈む』
と表現するのは不適切です。何故なら金は水銀に溶けるからです。合金(アマルガム)になるんです、スーッと溶けて。
最近のSAPIXのテキストでもこの誤りをおかしています。
金と水銀は親和性が高く、例えば奈良の大仏の金メッキにはこの金アマルガムを使っており、その水銀蒸気による健康被害が平城京を捨てる原因になった、という有名な話もあります。気が付かないものなんでしょうか。もっとも、この間違いはネット上の理系サイトでもしばしば目にしますね。
そういえば、異色の漫画『コブラ』でも、水銀の井戸の中に金塊を隠すというトリックが使われていました。おいおい、溶けちゃうよ?という突っ込みは、やっぱり野暮なんでしょうね。(^^;
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