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■自己アピール

2018.05.08(08:16) 117

ブンブンどりむを始めて良かったことの一つ、自己紹介を通じて自分と向き合わせてくれたことです。(三年生の四月号は自己紹介がテーマです)

というのも、うちの娘は自己アピールが大変苦手。

「私、あれ出来る!」「俺、これ知ってる!」「僕なんかもっと…」etc.

小学生ってこんなもんだと思ってました。ボクもその手のガキんちょで、授業中は「ハイハイ!」と競うように手を挙げ、当てられないと手を打って悔しがるタイプ。周りにもそんな子がたくさんいました。子どもというのは得てして自己アピールしたがる生き物だと思っていました。

…違うんですね。少なくとも娘は絶対にそういう発言をしません。挙手すら消極的です。

幼児のときからそうだったので、ボクは「ああ、この子は向上心も敵愾心もなく、淡々と生きていくんだな。勉強の方も期待出来ないのかな。でもそういうのって大和撫子とは違うんだよなあ」と寂しく思っておりました。

例えば先の三月のこと。二年生最後の公開授業で、一人一人が前に出て『出来るようになったこと』を発表する場面がありました。

娘の同級生達は「水泳で○○m個人メドレーが泳げるようになった」「二重飛びで○○回飛べた」「ピアノで○○を弾けるようになった」などなど、みんな誇らしげに自己アピールしていくわけです。

ボクも妻も、娘が何を発表するかとドキドキしていましたら、彼女は緊張した面持ちで、

「九九が出来るようになりました」

…ボクはもうずっこけましたよ。隣で妻もずっこけていました。

え?九九?そんなの何年も前から覚えてたじゃん!他にいろいろあるじゃん!あれとかこれとか、皆が「おー!」となるやつがあるじゃん!誰に気を使ってるのよ一体…。

(でも、娘と向かい合って勉強を見ているうちに、そんな娘にも人並み以上にライバル心や向上心が息づいていることを知り、ボクは大変安心しました。まあ、そうでなきゃこんなに勉強や習い事に精を出しませんわな。)

帰宅後に「何であれとかこれとか発表しなかったの?」と聞きましたら、「あ、そっかー。思い付かなかったー」とニコニコしていました。

娘が自己アピールしたがらないのは娘なりの美学なのかも知れません。それはそれで決して(大和撫子的な意味で)悪いことではないのかも知れません。

ただ、自己アピールが嫌いなのと、自己アピールが下手なのは別問題です。やるべきときはやる。自分を理解して貰うためにも、自分の価値を高めるためにも、上手な自己アピールの手法は身に付けなければなりません。

ではどうやって?
ひとまず、作文で、です。
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