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■論理派

2018.05.09(07:54) 120

何か新しいことを初めて教わったとき、すんなり受け入れられるタイプと手こずるタイプがいます。

ボクは後者で、娘は前者です。

例えば小学校で初めて分数の割り算を習ったとき。中学で初めて負の数の概念を教わったとき。高校で初めて対数や複素数に触れたとき。

今思えばとにかく無駄に考え込んでしまい、我ながら情けなくなるくらい導入に時間のかかる生徒でした。(数学の教師に「君はよほどの馬鹿か、ノーベル賞を取るかのどっちかだ」と呆れられてましたっけ)

その点、娘は新単元を教えても何の抵抗もなく受け入れます。

(ボクの教え方がいいだけじゃないか、と言いたい気持ちをグッとこらえて)

ここが娘の良さであり、限界かなとも思うのです。

以前、掛け算や割り算の筆算の「手続き」がどうしても覚えられない、或いは理解出来ないお子さんの話を思い出して、

「君は全然つまずかなかったと思うけど、こういうところで考え込んでしまう子もいるんだよ。君はどう理解している?君ならその子にどうアドバイスする?」

と訊いてみました。

すると娘がまず言ったのは、

「うわー、論理派だねー!」

でした。

「え、君は違うの?(汗)」

「違うなあ。だって決められた通りにやればいいんでしょ?」

「え…まあ、そうだけど」

「じゃあ、その子にも『こういう風にやればいいんだよ』って教えるだけ」

教える立場としては娘のタイプが楽チンですが、一緒に学ぶ立場としては少し寂しい話でした。

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