何か新しいことを初めて教わったとき、すんなり受け入れられるタイプと手こずるタイプがいます。
ボクは後者で、娘は前者です。
例えば小学校で初めて分数の割り算を習ったとき。中学で初めて負の数の概念を教わったとき。高校で初めて対数や複素数に触れたとき。
今思えばとにかく無駄に考え込んでしまい、我ながら情けなくなるくらい導入に時間のかかる生徒でした。(数学の教師に「君はよほどの馬鹿か、ノーベル賞を取るかのどっちかだ」と呆れられてましたっけ)
その点、娘は新単元を教えても何の抵抗もなく受け入れます。
(ボクの教え方がいいだけじゃないか、と言いたい気持ちをグッとこらえて)
ここが娘の良さであり、限界かなとも思うのです。
以前、掛け算や割り算の筆算の「手続き」がどうしても覚えられない、或いは理解出来ないお子さんの話を思い出して、
「君は全然つまずかなかったと思うけど、こういうところで考え込んでしまう子もいるんだよ。君はどう理解している?君ならその子にどうアドバイスする?」
と訊いてみました。
すると娘がまず言ったのは、
「うわー、論理派だねー!」
でした。
「え、君は違うの?(汗)」
「違うなあ。だって決められた通りにやればいいんでしょ?」
「え…まあ、そうだけど」
「じゃあ、その子にも『こういう風にやればいいんだよ』って教えるだけ」
教える立場としては娘のタイプが楽チンですが、一緒に学ぶ立場としては少し寂しい話でした。
ボクは後者で、娘は前者です。
例えば小学校で初めて分数の割り算を習ったとき。中学で初めて負の数の概念を教わったとき。高校で初めて対数や複素数に触れたとき。
今思えばとにかく無駄に考え込んでしまい、我ながら情けなくなるくらい導入に時間のかかる生徒でした。(数学の教師に「君はよほどの馬鹿か、ノーベル賞を取るかのどっちかだ」と呆れられてましたっけ)
その点、娘は新単元を教えても何の抵抗もなく受け入れます。
(ボクの教え方がいいだけじゃないか、と言いたい気持ちをグッとこらえて)
ここが娘の良さであり、限界かなとも思うのです。
以前、掛け算や割り算の筆算の「手続き」がどうしても覚えられない、或いは理解出来ないお子さんの話を思い出して、
「君は全然つまずかなかったと思うけど、こういうところで考え込んでしまう子もいるんだよ。君はどう理解している?君ならその子にどうアドバイスする?」
と訊いてみました。
すると娘がまず言ったのは、
「うわー、論理派だねー!」
でした。
「え、君は違うの?(汗)」
「違うなあ。だって決められた通りにやればいいんでしょ?」
「え…まあ、そうだけど」
「じゃあ、その子にも『こういう風にやればいいんだよ』って教えるだけ」
教える立場としては娘のタイプが楽チンですが、一緒に学ぶ立場としては少し寂しい話でした。
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