一年生になってもうすぐ二ヶ月。
長男は毎日楽しそうに登校し、嬉しそうに帰ってきます。仲の良いお友達が出来たようで、彼らと放課後に遊ぶのが彼の目下最大の楽しみのようです。
そんな彼が、少し気になる発言をしました。
クラスメイトの一人に落ち着きのない子がいて、その子と些細なトラブルがあったらしいので、ボクたち夫婦は軽い気持ちで「先生は知ってるの?」と訊きました。
すると、彼は「言ったけど、先生は僕のこと、興味ないよ」と言うのです。
いや、言葉が出ませんでしたねえ。ピカピカの一年生からそんな悲しい言葉を聞くことになるとは。
若くスポーティな、しかしどこか軽薄な印象を受けた男性教諭を思い出します。
理由を訊ねると、「んー、分からないけど、僕が地味な子だからじゃない?」、フッと寂しげな笑顔を見せながら答えるではありませんか。
地味。まあ、そうかも知れません。件の担任教諭からは先日の保護者面談で、「授業中もきちんと取り組んで、真面目なお子さんです」といった無難な発言を下さって。手のかかるタイプでもはしゃいで騒ぐタイプでもない、その他大勢の中の一人。確かに長男はそう見えるかも知れません。一年生になったばかりの元幼稚園児がひしめく教室では、きっとボクには想像出来ない混沌の中で先生は一人頑張っておられるのでしょう。でも、「地味」って…。
そんなことを考えていたら、妻が訊きました。「…先生はどんな子に興味があるの?」
「んー、○○さんとか○○さん、○○さんかな。その子達とばかりしゃべってる」
それを聞いた妻がボクに言いました。みんな飛び抜けて可愛い女の子ばかりだと。
何だか二重に悲しくなりました。
長女の担任の先生方は、新任であたふたしていたオナゴ先生も含めて、見事に「うーん、当たり!」と言いたくなるくらい素敵な方ばかりでした。長女のような「地味な子」にもちゃんと目を配って下さっていましたから。
まだ始まって二ヶ月ですが、敢えて言います。
「うーん、外れ!」
長男よ、君のあんな寂しげな笑顔はもう見たくないぞ。父ちゃんは君にしか興味がないんだ!
長男は毎日楽しそうに登校し、嬉しそうに帰ってきます。仲の良いお友達が出来たようで、彼らと放課後に遊ぶのが彼の目下最大の楽しみのようです。
そんな彼が、少し気になる発言をしました。
クラスメイトの一人に落ち着きのない子がいて、その子と些細なトラブルがあったらしいので、ボクたち夫婦は軽い気持ちで「先生は知ってるの?」と訊きました。
すると、彼は「言ったけど、先生は僕のこと、興味ないよ」と言うのです。
いや、言葉が出ませんでしたねえ。ピカピカの一年生からそんな悲しい言葉を聞くことになるとは。
若くスポーティな、しかしどこか軽薄な印象を受けた男性教諭を思い出します。
理由を訊ねると、「んー、分からないけど、僕が地味な子だからじゃない?」、フッと寂しげな笑顔を見せながら答えるではありませんか。
地味。まあ、そうかも知れません。件の担任教諭からは先日の保護者面談で、「授業中もきちんと取り組んで、真面目なお子さんです」といった無難な発言を下さって。手のかかるタイプでもはしゃいで騒ぐタイプでもない、その他大勢の中の一人。確かに長男はそう見えるかも知れません。一年生になったばかりの元幼稚園児がひしめく教室では、きっとボクには想像出来ない混沌の中で先生は一人頑張っておられるのでしょう。でも、「地味」って…。
そんなことを考えていたら、妻が訊きました。「…先生はどんな子に興味があるの?」
「んー、○○さんとか○○さん、○○さんかな。その子達とばかりしゃべってる」
それを聞いた妻がボクに言いました。みんな飛び抜けて可愛い女の子ばかりだと。
何だか二重に悲しくなりました。
長女の担任の先生方は、新任であたふたしていたオナゴ先生も含めて、見事に「うーん、当たり!」と言いたくなるくらい素敵な方ばかりでした。長女のような「地味な子」にもちゃんと目を配って下さっていましたから。
まだ始まって二ヶ月ですが、敢えて言います。
「うーん、外れ!」
長男よ、君のあんな寂しげな笑顔はもう見たくないぞ。父ちゃんは君にしか興味がないんだ!
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