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■娘に足りないこと

2018.06.05(12:21) 173

来週末の日能研の全国テストを受けるにあたり、期待していることがあります。

日能研のテストは少し独特のようで、正解がひとつではない、思考論述能力を問う出題があるようです。

ボクの勘では、娘はこういう問題にまだ弱い。でも、本来これこそが賢さではないでしょうか。

いくら先取りして難しい問題集を解いていても、ここを鍛えない限りいつか壁にぶつかりそうです。

日能研にはそこの辺り──娘に新しい視点を投げ掛けること──を期待しています。

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娘の学習を横目に見ていると、何とアサハカなんだろうとがっかりすることがあります。

国語の記述問題についてはこの1ヶ月ほど意識させて、かなり頑張って書くようになりましたが、やっぱり詰めが甘い。

算数も少しひねった応用問題になるとトンチンカンな答えを捻り出そうとしています。

他の小学生と比較出来ませんから、小3とは所詮この程度のモンかも知れませんが、大人のボクからすると大変歯痒い。

よく言えば素直。愚直なまでに。そして無邪気。

大学受験では、出来る生徒は問題を俯瞰的に眺めています。出題者の意図を汲み取り、「ははーん、そう来たか」、「結局これを訊きたいんでしょ」と、ちゃんと要点を把握しているものです。目の前の些末な小問に全力投球しているようではお粗末です。

例えば算数で言えば、大問に小問が3つある場合、小問(1)と(2)を踏まえて(3)を解かせる出題形式がほとんどで、前半は後半のヒントとも言えるのに、娘にはそれが見えていない。(3)に取り掛かるとき、既に答えた(1)と(2)はもう視界から消えているのです。

問題に取り組むセンスの高い子は言われなくても気付くんだろうと思いますが、娘はまだそのレベルに達していません。これを応用力と言うのでしょう。

***

同じく、「引っ掛け」ポイントにも娘は気持ちよく引っ掛かります。

この問題のここで引っ掛かっちゃダメだなという、大変見え透いた釣り針に、脇目も振らずに喜んで食い付いてしまう。

なんて素直な娘でしょう。

もっと疑い深くなれ、とは言いにくいのですが、世の中いい人ばかりじゃないんだよ…。騙されて騙されて少しずつ強くなるしかないのかな。

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娘の欠落帖になりましたが、一つ言えることは、ボクが小3のときはもっともっとアサハカだったと思いますので(笑)、のんびりじっくり娘の成長を見守りたいと思います!

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