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■作文の壁

2018.06.23(12:30) 210

先日、娘の小学校の公開授業を見学しました。

いわゆる「調べ学習」の成果を発表するというものでしたが、ボクは何人かの児童の作文にいたく感心していました。

理路整然とした起承転結だけでなく、五感を交えた修飾を施して流れるようにスピーチする児童が数名ほど目についたのです。低学年の『壁』を既に打ち破っています。それに比べれば娘のレポートは同じ語句を反復するなどまだまだ低学年的な香りが抜けず、ぜひ見習って欲しいと思いました。

帰宅して妻にそのことを話すと、それは宿題として自宅で書き上げていたものだそうです。

ん?

てことは、一部の児童の作品には大人の手が加わっている?

そうかも知れません。

娘は学校の宿題をいつも一人でさっさと片付けてしまうのでボクや妻が口を挟む余地がないのですが、もしボクの眼前で作業していればきっとボクは手直ししたでしょう。

惜しいことをしました。

いや、もっと良い文章を発表させてやれば良かったというのではなく、それを通じて良い作文の書き方を教えてやれたのに、という意味で。

灰谷健次郎の名著『せんせいけらいになれ』をぱらぱらと読み返していて、子どもの文章の子どもらしい良さを磨きあげることの大切さについて考えていたばかりでした。

大人や中高生が書くような文章を教えるのではなく、3年生なら3年生の名文があります。

最近の自宅での作文は『ブンブンどりむ』に任せきりになっていましたが、やはりボクも関わっていきたいですねえ。
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