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■受験に失敗するパターン:弐

2018.07.15(11:29) 257

有機的な学習という言葉も分かりにくいですね。様々な事項が脳のニューロンのように複雑なネットワークを形成するような学習、そんな意味で使ってます。

小学生の勉強にしても、例えば地理。

先日娘が岩手県についてクロスワードパズルをノリノリで解いていましたが、キーワードは「リアス式海岸」、「北上川」、「北上盆地」、「干しアワビ」、「ワカメ」等です。

これらを盲目的に丸暗記するのと、

「大河の河口に平野が広がるのが一般的だが、北上盆地を流れる北上川は宮城県へと南下するため、三陸海岸には平野が育ちにくく、北上高地を急流が削り、入り組んだ渓谷が育った。氷河期が終わり海面が上昇することで渓谷が海に沈み、リアス海岸が生まれた。沖合いは暖かな日本海流とミネラルの豊富な千島海流がぶつかって魚介類の成長しやすい海域であること、特にワカメやアワビのような(砂浜ではなく磯浜の)潮間帯の海底表面に生息する生き物は海岸線の表面積に比例して漁獲が増えることから、三陸での特産品となった。しかし、都や中国(日本人よりもアワビを珍重する)から遠く離れているため、保存法として干しアワビが発達した。」

このようなエピソードで覚えるのとでは意味が大きく違います。そして、ボクなどにはその方がよほど覚えやすい。

ところが、生徒によっては前者の方が覚えやすいといいます。

一問一答式に「岩手の特徴的な海岸は?」「リアス海岸!」「正解!海産物の特産品は?」「干しアワビ!」「正解!」ただそれだけ。

話が変わって英単語。

よく使われる単語帳に『ターゲット』という商品があります。英語科の講師が「ターゲットを使う生徒の英語力が芳しくなく、自分の生徒には使用を禁止したい」と話していたことがありました。

『ターゲット』は単語の意味が具体的で印象に残りやすく、つまり覚えやすいのが売りなのですが、その弊害として応用が効かない。つまり文脈に即した適切な日本語に言い換えられないと言うのです。

そう言えば、ボクはいわゆる単語帳を使ったことがありません。Z会の速読英単語2冊の反復から始まり、難解な英文をひたすら辞書と格闘しながら和訳する作業(精読ですね)を繰り返して自然と語彙を身に付けてきました。今でもある単語を見たとき、「あの英文のあそこでこういう形で出てきたな」と覚えているほどです。

結局、病理の根は同じところにあると思います。

もう少し続きます。

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