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■教材の選び方

2018.03.25(10:07) 28

巷にはとんでもない種類の参考書、問題集が溢れています。各塾でもオリジナルテキストの優位性を主張しているのを多く見掛けます。

自分の大学受験及び大学受験指導の経験だけで言わせて頂くと、『教材なんか何だっていい』。

よほどの悪問揃いや奇をてらったものは当然避けるべきですが、そんなものは一過性の流行で終わってすぐに淘汰されてしまうので、どこでも買えるもの、そこそこ使っている人が多いものなら何だっていいと考えます。

そんなことより大切なのは『その教材をどう使うか』です。

例えば『ハイレベ100算数3年』。

この問題集は、現時点での娘の軸足になっています。

別にこれが一番優れた教材だとは思っていません。ただ、我が家の学習スタイルからは非常に使いやすいのです。

我が家では、まずこの教材を2ヶ月掛けて一周しました。それまでは非常に簡単なワークやドリル(公文や学研から市販されているもの)しかしていなかったので、まあズタボロでした。(笑)

娘の心が折れないように根気強く教え、叱咤激励してやり通しました。

その後、間髪入れずにもう一冊買っておいたハイレベを一周します。当然ですが、所要時間はグッと短縮されます。約3週間ほどだったでしょうか。

それが終わったらまたもう一回。今はその3周目が終わるところです。こうなると速さはもう2ヶ月前とは別人です。昨日は二時間ほどで18ページを解きました。

今のところ4周目、5周目も考えています。

こういう使い方でハイレベが重宝されるのは、簡単な問題からそこそこな難問まで揃っていることと、適度な分量があることのほかに、レベル別のテスト形式なのでページ毎の点数を明確に出来ることです。

例えば、一回目は60点だったのに二回目は75点、三回目は90点~満点が取れたとなると、努力が報われていることが子どもにも明瞭です。これがやる気に直結します。

さらに、三回目でも解けない問題については別途対処を要することが明確に判ります。

三回目なんだから出来るようになって当たり前といえば当たり前なんですが、娘は数週間前の自分をライバル視して意欲的に取り組んでますし、実際に実力は着実に伸びているのは横で見ているボクにも明らかです。

その証拠に、最初ハイレベより先に手を付けようとして「こりゃ難しすぎるわい」と撤退したトップクラス3年も、今では(少し手を焼きますが)すいすい解いています。

これがこの3ヶ月の成長です。

残念なのは、ハイレベには4年以降が存在しないことです。トップクラス4年の橋渡しになるような教材として、ハイクラステスト4年やハイクラスドリル4年を考えていますが、そこまで来ると予習シリーズでもいいかなあと思っています。

(追記)
結局、ハイクラスドリル4年を3周、並行してトップクラス3年徹底理解編、4年徹底理解編に進みました。
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