3年生で通塾。悩んでおられるご家庭も多いと思います。我が家も悩みました。
そして勢いで入塾してみたものの、やはり継続の是非で悩む方もおられるでしょう。娘と同時期に入塾したクラスメイトが早くもSAPIXをやめるらしいという話も伝わってきます。
ここでボクの印象を記録しておきます。
■算数
いわゆる『the算数』というものではありません。「きらめき系」に近い、いわば「算数のための準備体操」といった趣。
先日は「場合の数の数え上げ」がテーマでしたし、その前は「サイコロの転がり」や天秤を用いた重さ当ての「推量」など、それぞれのテーマは面白いと思いますが、レベルは決して高くない。類書のドリルやテキストも市販されてますから、どうしてもという必然性は感じにくい。
それとは別に計算問題も扱うようですが、これまた平易。自主課題用のドリルも素直なもので、量も少なく、他にいくらでも市販の代替品があります。
授業中にナイスな発言をしたり速く解けたりするとシールが貰えるそうで、単純なヒラメちゃんは1枚1枚を大切に集めています。それを何かに交換できるという噂も目にしましたが、彼女はそれも知らないようで、ただただシールが嬉しいようです。
ま、いずれにしても、「SAPIX以外の勉強は不要です!」と言われましても、いやいや、皆さん絶対他にもやってるでしょ!?というような内容。
■国語
テキスト本文は大変長く、文章に読み慣れていない子にはしんどいかも知れませんが、内容はごく平易です。いずれも子どもが難なく入り込める無難な童話。
設問のほぼ全てが字数制限のない記述で、授業で扱うのが2、3割といったところ。
残りは自宅で取り組みますが、添削は親の仕事です。解説は詳しいものの、慣れてない親御さんには負担と思います。ボクも当初は「何でお金を払っているワシがやらにゃあならんのじゃ!ああん!?」という思いもなかったわけではありませんが、今は受容しました(笑)。
授業で扱う2、3割の記述問題は先生が添削しています。採点はかなり厳しめで、点数を具体的に8点とか5点とかで付けてあるのですが、娘をみているとこれが大変有効のようで。
たった数回の授業でしたが娘の記述は明らかにグッと良くなりました。内心は闘志に燃えるヒラメちゃん、こちらが言わずとも「満点をもらえるにはどうしたらいいか」と自問しているようで、模範解答を凝視しています。
■理科と社会
授業時間の半分は国語や社会に押されている(例えば社会の時間に漢字を扱うなど)ようで、実際の講義時間は2週間で30分ずつといったところでしょうか。あくまでもオマケ的な扱いのようです。
テキスト自体は大変よく作られていて、これを叩き台に講義すると1、2時間があっという間に過ぎ去ります。
■結論
子どもが「楽しい」と言っている、子どもは「止めるなんてとんでもない」と考えている。
我が家が「SAPIXお試し期間」の延長を決めた理由はこの一文に集約されます。逆に言えば、娘が楽しんでないなら躊躇なく止めさせます。
そうそう、算数と国語の先生にはお会いする機会がありましたが、いずれも一見して大変聡明な印象の、ベテランの風格でありました。数時間講習を受けた程度の学生バイトとは違いますね。
3年生のSAPIXについての感想は概ねこんなところです。
てことで、授業料の自動引き落としの手続きを取りました。
そして勢いで入塾してみたものの、やはり継続の是非で悩む方もおられるでしょう。娘と同時期に入塾したクラスメイトが早くもSAPIXをやめるらしいという話も伝わってきます。
ここでボクの印象を記録しておきます。
■算数
いわゆる『the算数』というものではありません。「きらめき系」に近い、いわば「算数のための準備体操」といった趣。
先日は「場合の数の数え上げ」がテーマでしたし、その前は「サイコロの転がり」や天秤を用いた重さ当ての「推量」など、それぞれのテーマは面白いと思いますが、レベルは決して高くない。類書のドリルやテキストも市販されてますから、どうしてもという必然性は感じにくい。
それとは別に計算問題も扱うようですが、これまた平易。自主課題用のドリルも素直なもので、量も少なく、他にいくらでも市販の代替品があります。
授業中にナイスな発言をしたり速く解けたりするとシールが貰えるそうで、単純なヒラメちゃんは1枚1枚を大切に集めています。それを何かに交換できるという噂も目にしましたが、彼女はそれも知らないようで、ただただシールが嬉しいようです。
ま、いずれにしても、「SAPIX以外の勉強は不要です!」と言われましても、いやいや、皆さん絶対他にもやってるでしょ!?というような内容。
■国語
テキスト本文は大変長く、文章に読み慣れていない子にはしんどいかも知れませんが、内容はごく平易です。いずれも子どもが難なく入り込める無難な童話。
設問のほぼ全てが字数制限のない記述で、授業で扱うのが2、3割といったところ。
残りは自宅で取り組みますが、添削は親の仕事です。解説は詳しいものの、慣れてない親御さんには負担と思います。ボクも当初は「何でお金を払っているワシがやらにゃあならんのじゃ!ああん!?」という思いもなかったわけではありませんが、今は受容しました(笑)。
授業で扱う2、3割の記述問題は先生が添削しています。採点はかなり厳しめで、点数を具体的に8点とか5点とかで付けてあるのですが、娘をみているとこれが大変有効のようで。
たった数回の授業でしたが娘の記述は明らかにグッと良くなりました。内心は闘志に燃えるヒラメちゃん、こちらが言わずとも「満点をもらえるにはどうしたらいいか」と自問しているようで、模範解答を凝視しています。
■理科と社会
授業時間の半分は国語や社会に押されている(例えば社会の時間に漢字を扱うなど)ようで、実際の講義時間は2週間で30分ずつといったところでしょうか。あくまでもオマケ的な扱いのようです。
テキスト自体は大変よく作られていて、これを叩き台に講義すると1、2時間があっという間に過ぎ去ります。
■結論
子どもが「楽しい」と言っている、子どもは「止めるなんてとんでもない」と考えている。
我が家が「SAPIXお試し期間」の延長を決めた理由はこの一文に集約されます。逆に言えば、娘が楽しんでないなら躊躇なく止めさせます。
そうそう、算数と国語の先生にはお会いする機会がありましたが、いずれも一見して大変聡明な印象の、ベテランの風格でありました。数時間講習を受けた程度の学生バイトとは違いますね。
3年生のSAPIXについての感想は概ねこんなところです。
てことで、授業料の自動引き落としの手続きを取りました。
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