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■漢字が苦手な子に

2019.01.11(10:26) 645

漢字はしっかりやらなあかん!ということを、娘もよく分かってはいるようです。

幼児期から絵本や児童書を浴びせてきたので読みはスラスラなんですが、それと同時に字を書くのが大好きに育ってしまい。幼児の親としては「いいよいいよーどんどん書きなーエライエライ」と細かな訂正をしてこなかったら、小学生になって「書き」、特に細かなトメハネハライが…壊滅。

この1年、我流で覚えてしまった書き順を口うるさく訂正し、鉛筆の握る角度にまでいちゃもんをつけ、音訓の違いや熟語の読み下しなど、それなりにコツコツはやってきました。毎週20分位でしょうかね…。そして最近は

ボク「算数のカイホウ」←書きの指示
娘「解く方法ね!」

普通に漢字を習得してきたご家庭では当たり前の光景でしょうが、娘はこのように漢字の字義や音訓での推定、「読み下し」というものをほとんどしていなかったのです。いやはや呆れた。漢字が苦手だったわけだわい。

トメハネハライについては入学時より硬筆と毛筆の教室に通い、この1年ほどは綺麗な字を書きたいと自分から強く願ってくれたのも大きかったです。まず字体を細部までよく見るようになりました。何となく「こんな形だったかも」といういい加減な書き方はしなくなりましたし、何よりも本当に綺麗な字を書くようになりました。

これから漢字を習得しようと考える低学年、幼児の皆様、最初が肝心ですぞ!漢字だけにね!


さて、いま我が家で取り組んでいる漢字の学習手順を記録しておきます。

我が家にら小4~6年までの薄っぺらい漢字ドリルがたくさんあります。どれが一番かは分かりません。興味もありません。「1日5分」だの「朝学習用」だの、数百円のものはとりあえず買う。こんなの↓。
   
似たようなものをたくさん買ったのはなるべく多くの言葉に触れてほしいからです。というのは嘘で、似たようなのを既に持っているのを忘れて次々買ってしまったのです…(涙)。

あとは『サピ漢』。これ、手元にあると便利ですね。

書き順、部首、正解なトメハネハライなどをババッと調べられる。さらに基本的な例文の中には「お、こんな言葉も紹介してくれるのね」的な、薄いドリルにはまず出てこない熟語も混じります。例えば『鉄』の項目では「鉄面皮」、 『使』では「使節」、『酒』では「お神酒」とかね。ちょびっとですけど。

教える親にとっては便利な武器です。こどもが自主的にどうこうするものではなさそうですけどね。(どうせなら漢和辞典を使って欲しいから)

とにかくこういう教材の片っ端からボクが口頭で「書き」の指示を出すわけです。「読み」の問題も全て「書き」として書かせます。書ければ読めますから。

書けなかったもの、悩んだもの、時間がかかったものはメモしていきます。このメモが大変貴重でして、ドリルの方は1周で破棄してメモの方を繰り返し確認していきます。この学習は極めて効率がいいですよ。語彙も増えます。

毎日10分でも継続できれば怖いものなしになるんだろうけど、漢字学習を嫌うんですよねえ、うちの娘は…。

それでも何とかやる気を鼓舞し、今の娘の漢字力は4年についてはもう少しで父ちゃん的合格レベル。そろそろ5年目ドリルを始めていこうかなというところです。

実際、娘にとっては5年も6年も変わりません。読めるけど書けない。それも呆れるほどに。
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