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■3月12日 孟嘗君

2019.03.13(00:22) 745

最近、一回読んだだけでは小説の内容が頭に残りにくくなりました。記憶力の衰えと言われれば返す言葉もないのですが、感受性の鈍化もあるでしょうし、世に馴れて激しい感動をもたらす作品との出会いがめっきり減ったせい、とも思います。

小説の趣味嗜好なんて年齢によって変化もするでしょうが、この歳になって俄然魅力を感じるのが中国古代史です。

筆頭は『史記』ですね。これを原典にあたれる知性に甚だ憧れますがとても不可能なので、史実から離れた小説を読むことで今は満たされています。現実逃避ともいいます。

宮城谷昌光の『孟嘗君』なんか最高ですよ。何度も読み直す価値があります。

かつて母国で神童と呼ばれ、今は日本で臨床医をしている中国人の友達からは「中国古代史を読むと疑い深くなりますよ」なんて軽口を叩かれてますが…(笑)

娘に早く読んでほしいなあ。

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