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■小4の反省:算数

2019.12.12(18:04) 787

塾を軸に学んでいる娘を見ていると、昔の試行錯誤の日々が懐かしく思い出されます。全くイメージが湧かなかった中学受験、それ以前に全く初めての子育てと家庭学習。

いま思えば「あれはやって良かった」「あれは結局意味が薄かった」などと気付くこともありますが、当時は完全に手探り状態。

久しぶりに備忘録らしく、弟妹にメモを残しておきましょう。

■算数
先取りは有効、深堀りは不要。

小3で「トップクラス三年」とか、ゴリゴリやらなくても良かったです。出来る子はそっと背中を押すだけで滑らかに動き出すのでしょうが、一を聞いて十を知れない娘の現状を良しとするならば、ちょっと頑張りすぎました。

特殊算という未知なるものに身構えたのもいい思い出です。時間が経てば子どもはあっさり理解して自然に解けるようになるものなんですね。日暦だの消去算だの分配算だの植木算だの、変に分類するのは性に合いません。どれも「合理的」に考えれば解法は自ずと明らかですから。

いずれも応用問題に深入りせず、基本に少しプラスしたものを与え、反応をみて、小さな加速度で摩擦なく進むならよし。そうでないなら潔く撤退すべきです。低学年の「なんでわかんないかなー」は時間が解決してくれます。

そして、塾のテキストや問題集のカリキュラムに沿って子どもの理解が深まるのでは決してありません。抵抗を感じる単元はさっさと撤収して他の単元に向かう。多方面戦略が低学年の自宅先取りに有効です。娘は三方面作戦でしたが、混乱なんかしませんよ。

無論、子どもの理解が直線的に高まるわけでもありません。常にすいすい進めば気持ちは良いでしょうが、焦る必要は全くない。

ところで、昨年の今時分に取り組んでいた内容は、SAPIXの今現在のレベルよりも数段先にいました。

小2の11月から『ハイレベ小3』を徹底的に反復、しゃぶりつくして苦手意識を克服したのが我が家の原点ですが、それが一年遅れていたとしても特に問題はなかったかも知れません。

無論、SAPIXの進度難度は今後次第に加速していくと伺っています。油断なんかさせませんが、そのための時間的精神的余裕は大変ありがたいもので、その一点だけでも低学年のうちに頑張って良かったなと思います。

2年生の頃は(ボクも娘も)算数に強い苦手意識を抱いていたはずが、この一年間は算数が一番高値安定しています。(浅い意味での)未習範囲はもうほとんど残っていません。

その一方、最近気になるのはケアレスミスです。

娘の最大の長所は凡ミスをおかさないことだと密かに感心していたのは一年前のこと。今は問題の読み間違いや計算ミスが決して無視できない比率になっています。子どもだからこんなものなのか、それとも根本的に危機感を抱くべきなのか。

原因は何か。算数にかける家庭学習時間が減少したからなのか。何かの歯車が噛み合っていないのか。意識の問題か。時間が解決するのか。

大学受験指導の経験からも、この辺は永遠の課題という気もしますが、本人の意識を高めつつコツコツ手を動かしていくしかないんでしょうね。

長男に考えているのは、年明け早々に公文を開始、小数の割り算までさっさと終わらせたら父ちゃん塾の本格的スタートです。

ただし、娘と同じことをまたやるのかと思うと些か気が遠くなります。思いきって数学に全振りしてみるのはどうでしょう。娘には敢えて数学を触れさせていませんが、長男には試してみたくなります。

娘と違っておだてれば木に登る男なので、アプローチも少し変えてみたいと考えています。
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