長男も読み聞かせが大好きですが、その内容は長女と大きく異なります。
長女はこちらが手に取った絵本なら何でもじいっと耳を傾け、読み終わってから徐に発言するタイプだったのですが、長男は目についたあらゆる疑問を解決しないと先に進ませてくれません。
例えば『花咲じいさん』。
「『ポチが"ここ掘れワンワン"と言いました。そこで…』」
「なんで喋るの?おじいさんは犬の言葉がわかるの?」
「わかるんだよ。『そこで、おじいさんが畑を掘りますと、穴から大判小判がざっくざく…』」
「おおばんこばんってお金?なんで畑に埋まってるの?ざっくざくって音?」
「…誰かが埋めてたんじゃない?次いくぞ」…
こんな感じ。ポチが殺されるシーンでは彼の思考はさらに飛躍し、
「犬ってどうやったら死ぬの?死んだらどうなるの?人も死ぬでしょ?父ちゃんは何歳まで生きるの?母ちゃんとどっちが先に死ぬの?え、子どもも死ぬの?なんで?」
えーいうるさーい!人も死ぬし動物も死ぬし死んだらどうなるかなんて分からんし、子どもだって死ぬんだし、だから道路では絶対に手をつなぎなさい!好き嫌いしないで食べなさい!わかったね!と言いたくなるのをグッと押さえて「…じゃ、図鑑でも読もうか」と力なく。
相当な冊数を日々読んでますが、まともな物語はほとんど読めません。もっぱら自然科学系の図鑑的な絵本が主体となります。彼も明らかにそういう物語を避けています。まだ彼の精神段階では物語を楽しめないのでしょう。
お恥ずかしいことに、こやつは『一寸法師』も『かぐや姫』も『浦島太郎』も知りません。だってとても読ませてくれないんですから。
それじゃ恥をかくぞと、最近ようやく『桃太郎』を教えたばかりです。
馬鹿じゃないとは思うんですけどねえ…。なかなか手強いのです。
長女はこちらが手に取った絵本なら何でもじいっと耳を傾け、読み終わってから徐に発言するタイプだったのですが、長男は目についたあらゆる疑問を解決しないと先に進ませてくれません。
例えば『花咲じいさん』。
「『ポチが"ここ掘れワンワン"と言いました。そこで…』」
「なんで喋るの?おじいさんは犬の言葉がわかるの?」
「わかるんだよ。『そこで、おじいさんが畑を掘りますと、穴から大判小判がざっくざく…』」
「おおばんこばんってお金?なんで畑に埋まってるの?ざっくざくって音?」
「…誰かが埋めてたんじゃない?次いくぞ」…
こんな感じ。ポチが殺されるシーンでは彼の思考はさらに飛躍し、
「犬ってどうやったら死ぬの?死んだらどうなるの?人も死ぬでしょ?父ちゃんは何歳まで生きるの?母ちゃんとどっちが先に死ぬの?え、子どもも死ぬの?なんで?」
えーいうるさーい!人も死ぬし動物も死ぬし死んだらどうなるかなんて分からんし、子どもだって死ぬんだし、だから道路では絶対に手をつなぎなさい!好き嫌いしないで食べなさい!わかったね!と言いたくなるのをグッと押さえて「…じゃ、図鑑でも読もうか」と力なく。
相当な冊数を日々読んでますが、まともな物語はほとんど読めません。もっぱら自然科学系の図鑑的な絵本が主体となります。彼も明らかにそういう物語を避けています。まだ彼の精神段階では物語を楽しめないのでしょう。
お恥ずかしいことに、こやつは『一寸法師』も『かぐや姫』も『浦島太郎』も知りません。だってとても読ませてくれないんですから。
それじゃ恥をかくぞと、最近ようやく『桃太郎』を教えたばかりです。
馬鹿じゃないとは思うんですけどねえ…。なかなか手強いのです。
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