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■森永『カラダを強くするヨーグルト』

2020.02.15(08:47) 845

ヨーグルトメーカーで明治『R-1』をせっせと増殖させるのはボクの仕事。1カップがおよそ4リットルに。うーん経済的。

ボクがヨーグルトに情熱を注いでいるのは、食品として好きなのではなく、『腸内細菌』に可能性を感じているからです。

胃癌の原因がピロリ菌で、悪性リンパ腫や乳癌がEBウイルスと関連し、フゾバクテリウムと大腸癌との関係が濃厚で、ヒトパピローマウイルスが子宮頸癌に直結しているように、ヒトの病気に細菌やウイルスの関与はつきものです。

従って細菌=病原菌と短絡的に捉えがちですが、腸内細菌には善玉もいます。そして、その生態系としての腸内細菌叢は、宿主であるヒトの健康どころか精神活動にも影響を与えているのだとか。うつ病との関連も示唆されていて、腸はヒトの『第二の脳』と表現するセンセイもおられますな。

怒りっぽいだとか楽観的だとか、個人のキャラクターにまで影響していると主張する論文もあります。

糞便移植という、他人の「好ましい」細菌叢を繰り返し病人の腸内に注入するという治療法もアメリカなんかではメジャーになっています。素晴らしい細菌叢をお持ちの方は、それで一攫千金できるかも知れませんね。

ところで、小腸が他の臓器に比べて移植が非常に難しいのはご存知でしょうか。その理由のひとつとして小腸では免疫系が高度に発達し、拒絶反応が起こりやすいのです。小腸の機能が高まれば全身の免疫力も上昇すると考える人もいます。『R-1』がインフルエンザ抵抗力を高めるという風説の所以ですね。

となると、善玉菌を積極的に取り込んで自分の腸内細菌叢をリフレッシュしたいところ。

ところが、ミヤBMやビオフェルミンのような善玉菌製剤を一日三錠(つまり容量用法通り)飲んだところで、ヒトの腸内細菌叢を大きく変化させるのは困難で、しかも内服を止めるとすぐに元に戻ってしまうそうです。

つまり、量が圧倒的に足りないし継続しないといかん!のです。

それなら食べ続けるしかない!大量に!

てことで、大活躍中のヨーグルトメーカー。

『R-1』にもさすがに飽きてきたので、森永の『カラダを強くするヨーグルト』をローテーションに取り入れようと思います。
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