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■コロナと厚労省

2020.03.17(18:06) 895

コロナパンデミックの問題は、それが多分に政治と絡んでいるがために根深いですね。しかし真の先進国ならば、そしていやしくもインテリを自認するのならば、科学的根拠に基づいた言動を旨とすべきです。

日本には大勢の内科医がいますが、感染症の専門医はごく僅かです。しかし、例えウイルス学の大家でも臨床医学に精通しているとは限りません。危機管理に専従する医師を養成するシステムもありません。いくら肩書きの立派な医師だからといって、政争に加担する暇のある人に現場の苦労が想像出来るでしょうか。そんな人たちをいつまでマスコミはもてはやすのでしょうか。

日本国内の流行では間違いなく厚労省の初動ミスに責任があります。彼ら医系技官のうち、どれだけの人間が感染症に対する十分な知識と技術を有していたかも甚だ疑問ですが、最大の問題は「国民に嘘をついた」という点にあります。

クルーズ船内での流行は、彼らが言うように、厚労省が関与する前に既に感染が拡大していたからではありません。厚労省の技官や検疫官が複数感染したことから分かるように、彼らの衛生手技が未熟で不十分だったのです。こんなにみっともないことがありますか?だからこそ、あの船が巨大な培養槽になったのです。(岩田先生はエキセントリックな方ですが、彼が驚愕し恐怖しパニックになったのにはちゃんと理由がありました)

そして、偽陰性が決して無視できない陰性乗客を公共交通機関で帰宅させるという暴挙。その判断を下した人間は誰なのか。

厚労省は、まあ、永久にそのミスを認めないでしょうけれどね。

突然の休校。様々なイベント自粛の風潮。
それなのにイタリアやフランスからの渡航は無制限。
そして各国が規制を強める中での一転とした自粛解除。

ボクたちが戸惑うのはそこに行政の明確なメッセージがなかったからです。リーダー不在と言ってもいい。マスコミのように同調圧力を毛嫌いする人々が声高に反発し、「なんだかよく分からない状況」に陥ってしまっている。「どうせ行政側は五輪のことしか考えてないんでしょ」のような論調まで飛び出して。野党も野党で、皆でこの難局を乗り切らねばという時期で政権批判に明け暮れる。

今のところ、日本のとった戦略はある程度成功をおさめたと評価する医師(ただし勤務医)は多いです。それは多数の感染確定患者の殺到を防いで医療崩壊に至らずに済んでいるという、あくまでも幸運な結果だけをみた場合のこと。これからのことは分かりません。

日本の医療の底の浅さは厚労省に体現されています。
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