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■応招義務と患者サマ:弐

2020.04.15(21:24) 939

以前、■応招義務と患者サマという記事を書きました。医師には患者の求めに応じて診察する義務がある、しかしそれには限度がある、というものです。

さて、昨今のコロナ禍は、予想よりも穏やかですが、確実に日本の医療態勢を蝕んでおります。いわゆる医療崩壊がじわりじわりと進んでいるのは確実です。たとえ今のまま推移したとしても、患者サイドや医療機関の被る不利益は相当なもので、持続可能性という意味でも限界に近いと感じます。

そんな中で、やはり発熱患者、特に肺炎を疑う患者の救急要請に対し、搬入拒否を臆面もなく打ち出す二次救急病院が後を絶ちません。

そりゃあ、分かりますよ。

一度受け入れた患者が本物のcovid-19だったらと思うと、我が身と我がスタッフと我が入院患者を守らんとする経営者ないし当番医が、(出来れば他の病院に行って欲しい…)と考えてしまう気持ちはようく分かりますよ。万が一それで自身やスタッフが感染すれば、入院患者に致命的なダメージを与えるだけでなく、経営すら危うくなりかねませんからね。

そして折からの物資不足は尋常ではありません。マスクはもちろん、ガウンもキャップも足りないのです。実際、レインコートや大型ゴミ袋を使っている医療機関は珍しくありません。

でもね、そんな貧弱な装備でも戦わざるを得ない。だって医者ですから。

それが真の応招義務というものです。どうか首都圏の中小規模の二次救急病院には本気を出して欲しい。そうでないと大病院が倒れます。大病院のドミノ倒しの先は、本物の医療崩壊です。

頼むよ本当に!医者なら診よう!
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