分散ではありますが、SAPIXも学校も授業を再開するとのこと。
現在も闘病中の方、隔離中で不安な方、ご家族を喪って悲しみに暮れる方もおられるのですが、対新型コロナの第1ラウンドは、ひとまず日本の勝利といっていいでしょう。
問題は『次』です。この戦いは12ラウンドまで覚悟しないといけません。少なくともその覚悟で戦略を練ることです。
さて、重症者を抽出し、検査や治療にかかる資源を優先的に投入するという我が国の戦略は、このウイルス疾患の性質上、医療崩壊を防ぐための最適解だと考えていたのですが、ウイルス学の観点からは別の意味があったそうです。
つまり、毒性の強いウイルスが出現する度にこれを隔離し消滅させることは進化論的な自然選択の模倣となり、市中に蔓延する株を人為的に弱毒化させるのである、と。
言われてみれば「そりゃそうだ」なのですが、ちょっとその視点は欠けていましたねえ。
宿主を死に至らしめるほどの強毒ウイルスはいずれ自らも死に絶えざるを得ないわけで、どこかで自然選択が働いて、いわゆる普通の風邪ウイルスに落ち着くところで妥結しないかというのは当然。
SARSやMERSの大規模な流行は終息しましたが、スペイン風邪が人類との共存を選んだように、今回の新キャラも生き残る可能性が高い。そうであれば、我々に都合のいい性質を獲得してくれるような進化を人為的に促す、という戦略も成り立つわけです。
ま、それはともかく、第2ラウンドの開始はいつだと思いますか。
実は昨日、安倍首相が緊急事態宣言の解除を宣言した瞬間からです。既に戦いは始まっています。
市中の医療機関は何も気を抜けません。日常を取り戻しつつ、油断しないように気を付けます。
現在も闘病中の方、隔離中で不安な方、ご家族を喪って悲しみに暮れる方もおられるのですが、対新型コロナの第1ラウンドは、ひとまず日本の勝利といっていいでしょう。
問題は『次』です。この戦いは12ラウンドまで覚悟しないといけません。少なくともその覚悟で戦略を練ることです。
さて、重症者を抽出し、検査や治療にかかる資源を優先的に投入するという我が国の戦略は、このウイルス疾患の性質上、医療崩壊を防ぐための最適解だと考えていたのですが、ウイルス学の観点からは別の意味があったそうです。
つまり、毒性の強いウイルスが出現する度にこれを隔離し消滅させることは進化論的な自然選択の模倣となり、市中に蔓延する株を人為的に弱毒化させるのである、と。
言われてみれば「そりゃそうだ」なのですが、ちょっとその視点は欠けていましたねえ。
宿主を死に至らしめるほどの強毒ウイルスはいずれ自らも死に絶えざるを得ないわけで、どこかで自然選択が働いて、いわゆる普通の風邪ウイルスに落ち着くところで妥結しないかというのは当然。
SARSやMERSの大規模な流行は終息しましたが、スペイン風邪が人類との共存を選んだように、今回の新キャラも生き残る可能性が高い。そうであれば、我々に都合のいい性質を獲得してくれるような進化を人為的に促す、という戦略も成り立つわけです。
ま、それはともかく、第2ラウンドの開始はいつだと思いますか。
実は昨日、安倍首相が緊急事態宣言の解除を宣言した瞬間からです。既に戦いは始まっています。
市中の医療機関は何も気を抜けません。日常を取り戻しつつ、油断しないように気を付けます。
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