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■長女:力学

2020.05.30(22:11) 997

SAPIXの理科が力学の分野に入りました。

小学生に物理を教えた経験はないし、ボク自身は力学を微積分と平行して学んだ身でもあるし、娘に先取りさせることは避けておりました。が、これで解禁ですね。

さて、ここで問題です。

(1)時速百kmでこちらに向かってくる電車に、ボールを時速百kmでまっすぐ投げたとき、跳ね返ってくるボールの速度は時速何kmでしょう。ボールの質量は電車に比べて無視できるほど小さく、弾性衝突するものとします。

(2)停止した電車の中で、ヘリウムガスを充填した風船のヒモを床に固定しました。電車が動き出したとき、宙に浮いている風船はどのように動くでしょうか。なお、電車の窓は全て閉まっているものとします。

いずれも娘は正答出来ませんでした。ガリレオ・ガリレイの落下実験を持ち出すまでもなく、人間の直感的推測が現実の物理現象と相反することは珍しくありません。ここに力学の難しさ(と面白さ)があります。尤も、ボクはマッハのいうように理想時空間を想定したニュートン力学的物理学には最後まで気持ち悪さを感じていましたがね…。

それはさておき、小学生には抽象概念ばかり喋っても利害関係人しにくいでしょうから、まずは副教材としてのビジュアル教材を傍らに。



例えば運動する物体のストロボ写真にしても、なるべく多くの例を見せてやりたいでしょう?等速と等加速の違いにしても、速度の合成にしても、位置エネルギーという娘にとっては馴染みのない概念にしても、始めに『難しそう』と思わせたら失敗、逆効果なわけですから、最初は上記図表の付録動画を含め、YouTubeの海を探索しながら視覚に訴えることにしました。

一日かけてしゃべりましたけど、SAPIXの確認問題を解く限りでは、そこまで気合い入れてやるほどのものではなかったなあ。

まあ、そのうちレベルアップしていくのでしょう。
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